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2019.06.20

9億円を調達、海外でソフトウエアの販売体制を構築/リンクウィズ

 産業用ロボットシステムのソフトウエアを開発、販売するリンクウィズ(浜松市東区、吹野豪社長)は6月17日、第三者割当増資により総額9億円を調達したと発表した。パナソニックの他、精密測定機器メーカーのミツトヨや、官民が出資する投資ファンドINCJなど合計6社が引受先となった。
 リンクウィズは調達した資金で、中国や米国、欧州の各拠点にデモ機器や人員を配置し、販売網を構築する。また、ソフト開発を担う人材の獲得や、同社製品を扱うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の育成などを進める考えだ。
 同社はロボットに動作を覚えさせるティーチング作業を不要にするソフトを開発しており、溶接や塗装に対応する「L-ROBOT(ロボット)」と、生産ラインでの全量検査用の「L-QUALIFY(クオリファイ)」を販売する。

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