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5Gをどう使う? ロボットをリアルタイムに遠隔制御/ABB

3月下旬に第5世代移動通信規格(5G)の商用サービスが国内で始まった。従来よりも高速で通信できるだけでなく、多数同時接続や超低遅延などの特徴を持つ。特定の敷地や建物内でスポット的に「ローカル5G」と呼ばれる環境を構築することもでき、製造業での活用も期待される。ロボットや工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)機器のメーカーも、5Gの活用による差別化を模索する。製造業では5Gはどのように使えるのか、モノのインターネット(IoT)提案やデジタル技術の活用に力を入れるABBに話を聞いた。

「未来の工場」や世界の先端事例を日本へ/ABBジャパン

スイスに本社のある世界大手のロボットメーカー、ABBの日本法人であるABBジャパン(東京都品川区、アクセル・クーア社長)は、自社グループで取り組んだ世界の先進事例を日本に積極的に提案する。昨年末に開かれた「2019国際ロボット展(iREX2019)」でも特色ある提案で注目を集めた。デジタルツイン技術とロボットを組み合わせた「未来の工場」や、ロボットによる複合樹脂素材の積層造形などを展示した。

塗装ロボットが熟練工の技をまねる、日本市場のさらなる開拓へ/ABB

スイスのABBが日本でのシェア拡大に力を入れる。静岡県島田市のテクニカルセンターで2年ぶりにプライベートショー(PS)「ABB Paint Day(ペイントデー) 2019」を開き、新製品を始め熟練工の塗装動作を自動で再現できるロボットシステム、モノのインターネット(IoT)を活用した塗装機などを紹介した。7月8日から12日の5日間で自動車メーカーなどから130人以上が参加。記者向けに事前に開かれた説明会では「送配電事業を売却し、その力をロボット事業に注ぐ。競合メーカーの多い国内市場でさらなる開拓を狙いたい」とABB日本法人(東京都品川区、アクセル・クーア社長)の中島秀一郎ロボティクス事業部長は語った。

[SIerを訪ねてvol.8]ウォータージェットで事業拡大!今後は脱ファブレスへ【後編】/ROSECC

ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。8回目の今回は、名古屋市名東区に本社を構えるROSECC(ロセック、矢本洋一社長)を取材した。ロセックはこれまで、ロボットの先端に搭載したノズルから高圧水を勢いよく噴射し、ウレタンなどの柔らかい材料を切断するウォータージェット(WJ)システムを中心に事業基盤を拡大してきた。今後はどのような成長を目指すのか。後編では今後の展望やそれに対する具体的な取り組みを紹介する。

[SIerを訪ねてvol.8]ウォータージェットで事業拡大!今後は脱ファブレスへ【前編】/ROSECC

ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。8回目の今回は、名古屋市名東区に本社を構えるROSECC(ロセック、矢本洋一社長)を取材した。ロセックはロボットシステムの中でも、ロボットの先端に搭載したノズルから高圧水を勢いよく噴射し、ウレタンなどの柔らかい材料を切断するウォータージェット(WJ)システムを得意とする。SIerとしての特徴は自社に工場を持たないファブレスであることだが、将来は脱ファブレスを目指すという。前編は得意分野のWJシステムを中心に、ロセックが手掛けるロボットシステムの概要などを紹介する。

世界最大規模の見本市! 最先端の自動化技術とは?/ハノーバーメッセ2019【前編】

世界最大規模の産業見本市「ハノーバーメッセ2019」が2019年4月1日~5日の5日間、ドイツのハノーバーで盛大に開催された。開催地のドイツでは、製造業の革新を目指す戦略的プロジェクト「インダストリー(I)4.0」を推進している。それだけに今回展では、I4.0のコンセプトを具体化した次世代の工場「スマートファクトリー」向けの最新技術の提案が花盛りだった。中でも、第5世代移動通信システム(5G)をはじめとしたデジタル化の技術や協働ロボットなどの自動化技術が大きなトレンドとして来場者の注目を集めた。前編と後編の2回にわたり、人生初のドイツ出張を経験した記者がリポートする。

世界の猛者。ABBが食品分野に注力するワケ【その3】/ABB中島秀一郎ロボティクス事業部長

一般に「食品業界はロボット導入が遅れている」と言われる。その要因についてスイスABBの日本法人の中島秀一郎ロボティクス事業部長は「食品分野には、特有の難しさがある」と話す。それでもABBが食品業界に挑む理由とは?!【その3】では食品業界での課題や、今後のロボット普及への展望を伺った。

世界の猛者。ABBが食品に注力するワケ【その2】/ABB中島秀一郎ロボティクス事業部長

産業用ロボット業界では、スイスのABB、ドイツのKUKA、日本のファナックと安川電機が世界4強メーカーとされる。その中でABBは食品分野にも積極的に参入する。日本法人の中島秀一郎ロボティクス事業部長は「世界4強の中で、当社は食品産業向けのノウハウが多い」という。【その2】ではアプリケーション・センター東日本での取り組みを中心に、食品分野での産業用ロボット活用の現状や、ABBが食品産業に注力する理由を聞いた。

世界の猛者。ABBが食品に注力するワケ【その1】/ABB中島秀一郎ロボティクス事業部長

産業用ロボット業界では、スイスのABB、ドイツのKUKA、日本のファナックと安川電機が世界4強メーカーとされる。しかし日本では、ファナックや安川電機など国内メーカーの知名度が抜きんでており、海外メーカーの特徴や取り組みは意外に知られていない。ABBは2014年、東京都多摩市に「アプリケーション・センター東日本」を開設。ユーザーやシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)と協力して食品分野向けのロボット活用技術を開発する。今回は同センターで、食品分野に注力する理由をABB日本法人の中島秀一郎ロボティクス事業部長に伺った。

米国展示会で見た!自動化提案の最前線/米国国際製造技術展(IMTS)【後編】

2018年9月に米国シカゴで開催された工作機械見本市「IMTS2018(通称シカゴ・ショー)」では、出展者各社の自動化システムの提案が花盛りだった。前編ではIMTSの概要や米国の自動化ニーズの高さ、大手工作機械メーカーの提案を紹介した。後編は中堅規模のメーカーの独自色のある自動化システムや、周辺機器メーカーによる提案を取り上げる。

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