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2020.10.15

高速通信対応のロータリージョイントを発売/ビー・エル・オートテック

ビー・エル・オートテックの「BLロータリジョイント PN-ZERO(ゼロ)シリーズ」

 ロボット向けツールチェンジャーを製造するビー・エル・オートテック(神戸市兵庫区、渡辺和成社長)は9月、回転物の軸に取り付け、配線や配管の絡まりを防ぎながら電気信号や圧縮空気を供給するロータリージョイント「BLロータリジョイント PN-ZERO(ゼロ)シリーズ」に、イーサネットと呼ばれるネットワーク規格に対応するタイプを追加した。
 次世代移動通信システム(5G)を活用したモノのインターネット(IoT)システムに必要な、高速かつ大容量の通信にも対応する。

回転体を制限なく回転させられる

 ロボットによる組み立て工程などで使うターンテーブルや、ロボットによる溶接工程で対象物の姿勢や角度を調整するポジショナーなどに使用する。
 回転する物に配線や配管を直接つなぐと回転の角度が制限され、作業のたびに原点に戻す必要がある。ロータリージョイントを使えば制限なく回転させられ、効率よく作業ができる。

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