[活躍するロボジョvol.3]ロボットは人よりも扱いが難しい/山田製作所 永野亜矢子さん
ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。3回目は、金属部品の研削加工を手掛ける山田製作所(愛知県あま市、山田英登社長)で、ロボットの操作を担当する永野亜矢子さんを紹介する。部品の両端に開く小さな穴と、研削盤内で部品を支える専用工具の位置を合わせるためにロボットの動きを調整する。「非常に細かい作業。ロボットは人よりも扱いが難しい」と話すが、良い製品を生産するために妥協はしない。
小さな穴と工具の位置を合わせる
2児の母、日々が勉強
中学1年生の息子と小学1年生の娘を持つ働く母だ。「家事や育児も学ぶことが多いけど、ロボットの微調整も奥が深く、日々が勉強です。色んな仕事を経験してきたけど、今が一番楽しいですね」と笑顔で語る。
(ロボットダイジェスト編集部 鷲見咲美)