[2023国際ロボット展リポートvol.18] 海外ブランドの協働ロボも多数出展/テックマンロボット、AUBOロボティクス
日本でも信頼されるメーカーに
AUBO Robotics Technology
李 剛(ジェームズ・リー)総裁
AUBOは中国国内では販売実績1位を獲得している協働ロボットメーカーです。操作システムや作業に合わせた動作アルゴリズム(計算方法)を独自開発しており、使いやすいことが特徴の一つです。例えばパレタイズシステムでは、箱のサイズや重量、パレットサイズを入れるだけで自動化ができます。
今回展示した理学療法用マッサージロボットはわが社ならではのシステムで、日本での認可は取得していませんが、中国国内では2000店舗で5000台が既に稼働しています。このように用途に合わせてパッケージ化して提案できることが強みで、ソフトウエアも自社開発ですのでパートナーとの共同開発も可能です。
日本の皆さまにはAUBOはまだあまりなじみがなく、導入に不安もあると思います。品質とコストパフォーマンスには自信がありますので、日本の商慣習も学びながら、安心して導入していただけるよう少しずつ信頼を広めていければと考えています。中国では既に日本の複数の周辺機器メーカーとはパートナーになっているのですが、日本市場でのパートナーも増やしていきたいと考えています。
(構成・ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)
                            
            
