[活躍するロボジョvol.14]ロボットを動かすのは人/芝浦機械 佐々木美帆さん
やりがいや達成感は大きい
ロボットスクールの講師のほか、展示会用の動画作成をはじめ装飾などの準備、ブース運営、ホームページやカタログの作製、売り上げ管理など、担当業務は幅広い。 「例えば展示会業務は大変ですが、展示会で新たな引き合いが始まる瞬間に立ち会えるなど、やりがいや達成感は大きい」と話す。 展示会業務の足の長さや範囲の広さは、大変さが分かりやすい。では、地味にしんどいことは何かを聞くと、並行して業務を進めるマルチタスクが多いことと言う。「特に展示会の準備は、始まるまでずっとソワソワしてしまう。実は忘れやすい性質で、マルチタスクは得意でなく、『やることリスト』を作って進めています」と笑う。 上司は「責任感も強く、チャレンジ精神が旺盛で新規の取り組みにも臆することなく対応できてしまうところが素晴らしい」と今後のさらなる活躍に期待を寄せる。
設備自体も、作られる物
「漠然と『ものづくり』に興味を持っており、その中でもあらゆる分野に関わることができるような会社を探した。そして『ものづくりをするための設備自体も、作られる物』と気づき、総合機械メーカーの芝浦機械を選びました」 もともと所属部署は静岡県の沼津工場にあったが、神奈川県の相模工場に移った。それに合わせて自身も今年6月から相模工場の近隣に引っ越した。 趣味はバレエで、姉二人がやっていて自分も後を追うように3歳から始めた。引っ越してからバレエスタジオを見つけられていないが、大人になってもずっと続けている。「大人になるほど楽しくなっている」と、私生活も楽しめていることをうかがわせる。