東京・丸の内の展示施設で協創促す／セイコーエプソン・エプソン販売
ロボットの作業テストや講習も
また、産業用ロボット関連では、２階にロボットのテストと講習用のスペース「テストラボ」を設けた。実機を使ったテスト作業や同社のロボットの購入者向けの初心者講習などを実施する。 担当者は「これまで講習を東京都日野市の拠点で開催していた。今後はアクセスの良い立地で、全国各地から参加者が以前よりも気軽に受講できるはず。顧客の支援にも、より力を入れていきたい」と利点を話す。
オフィスで再生紙を作れる
他にも、１階のイノベーションエリアにあるテクノロジーコーナーでは、インクジェットプリンターの応用技術や、大量の水を使わずに再生紙を作る技術を紹介する。大量の水を使わずに再生紙を作る技術を基にした、オフィスにも置けるサイズの再生紙製造機「ペーパーラボ」も施設内に展示する。 また、金属の再生事業や石油由来の成分を使わない樹脂の開発などを紹介するコーポレートビジョンコーナー、最新技術を取り入れた働き方を提案するオフィス、ホームコーナーなどがある。 同施設の吉田泰館長は「ビジネス製品から要素技術まで幅広い商品とサービスなどのアイデアを紹介する。共創の相談相手になるコーディネーターが常駐するので、課題解決でお悩みの際は相談してほしい」とアピールする。 イノベーションエリアなどの法人向けの展示は、平日の営業で予約優先となる。開館時間などの詳細は、エプソンウェブサイト内のエプソンスクエア丸の内のウェブページまで。
（ロボットダイジェスト編集部 西塚将喜）
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