[活躍するロボジョvol.12]なせば成る!/チトセロボティクス 立花京さん
ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。12回目は、チトセロボティクス(東京都文京区、西田亮介社長)の創業メンバーで役員でもある立花京さんを紹介する。メカ設計が好きで、エンジニアとしてはエンドエフェクターの開発を担う。「シンプルな機構で高度な作業ができればそれに越したことはない。頭をひねる苦労はあるけれど『なせば成る』の精神で取り組んでいます」と立花さんは語る。
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ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。12回目は、チトセロボティクス(東京都文京区、西田亮介社長)の創業メンバーで役員でもある立花京さんを紹介する。メカ設計が好きで、エンジニアとしてはエンドエフェクターの開発を担う。「シンプルな機構で高度な作業ができればそれに越したことはない。頭をひねる苦労はあるけれど『なせば成る』の精神で取り組んでいます」と立花さんは語る。
製造業や物流業だけでなく、農業でも人手不足は深刻だ。ロボットの導入による自動化、省人化のニーズが高まっている。しかし、農場は工場などと比べると環境をコントロールしにくく、農作業をロボットで自動化するには独特の技術やノウハウが必要になる。農業ロボットを開発するベンチャー企業AGRIST(アグリスト、宮崎県新富町、斎藤一社長)の最高事業計画責任者(CVO)である高辻克海執行役員に話を聞いた。
「2022国際ロボット展(iREX2022)」で新たに出てきたトレンドの一つが、「ロボットの遠隔操作」の提案だ。新型コロナウイルス禍でリモートワーク・テレワークという働き方が企業に浸透し、製造や物流の現場作業のロボット化も現実味を帯びてきた。Vol.5で取り上げたオカムラの双腕ロボット「PROGRESS ONE(プログレス・ワン)」も、一部に遠隔操作を取り入れる。他にも会場では、さまざまな企業が遠隔操作を提案した。
早稲田大学発のロボットベンチャー企業の東京ロボティクス(東京都新宿区、坂本義弘社長)は3月6日、物流向けロボット「モバイルグリッパ」の製品版プロトタイプを開発したと発表した。
遠隔操作技術に強みを持つロボットベンチャー企業のTelexistence (テレイグジスタンス、東京都中央区、富岡仁最高経営責任者<CEO>)は3月4日、ニチレイロジグループ本社(東京都中央区、梅澤一彦社長)と共同で、新開発の物流向けロボットシステムの実証実験を実施した。箱を上からではなく横から吸着することで、保冷カバー付きのカゴ台車でも高い積載効率を実現する。
中国に本社を置くHAI ROBOTICS(ハイロボティクス)の日本法人、HAI ROBOTICS JAPAN(ハイ・ロボティクス・ジャパン、埼玉県三芳町、リュウ・コウ社長)は3月1日、「HRJテクニカル・センター」を本社併設で開設した。
包装機械業界の展示会「JAPAN PACK(ジャパンパック)2022」が2月15日~18日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた。包装機械のユーザーである食品や医薬品、生活用品などの業界は人手不足に苦しむ。さらに、新型コロナウイルス禍で工場内での人の密集を避けるためにも、産業用ロボットに注目が集まる。ロボットは包装機械などの専用機に材料や資材を供給することが多く、各社の小間では新たな方法や従来と異なる対象物のピッキングに挑戦した展示が目立った。
手術支援ロボットを開発するベンチャー企業のリバーフィールド(東京都新宿区、只野耕太郎社長)は2月9日、開発中の「眼科手術支援ロボット」の国内独占販売契約を医療機器や医薬品メーカーのニプロと締結したと発表した。今回の対象製品は、眼球内を直接観察できる眼内内視鏡や眼内照明ライトガイドを把持するロボットシステムだ。このロボットを使用することで、術者は両手を手術鉗子の保持に使え、長時間の手術でも内視鏡画像やライト照射点が揺れることなく安全に手術できる。
宇宙作業用ロボットを開発するベンチャー企業のGITAI(ギタイ、東京都大田区、中ノ瀬翔最高経営責任者)は2月10日、月面での探査、採掘、点検、保守運用、組み立てなどのの汎用的な作業が可能な月面作業用のロボット探査車「R1」を開発したと発表した。
宇宙航空研究開発機構 (JAXA=ジャクサ)の模擬月面環境で、障害物走破やソーラーパネル組み立て、資源採取などの試験を実施し、全ての作業に成功した。
ピーマンやキュウリの収穫ロボットを開発するベンチャー企業のAGRIST(アグリスト、宮崎県新富町、斎藤潤一社長)は2月4日、鹿児島県東串良町と包括連携協定を締結したと発表した。