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塗装ロボットが熟練工の技をまねる、日本市場のさらなる開拓へ/ABB

スイスのABBが日本でのシェア拡大に力を入れる。静岡県島田市のテクニカルセンターで2年ぶりにプライベートショー(PS)「ABB Paint Day(ペイントデー) 2019」を開き、新製品を始め熟練工の塗装動作を自動で再現できるロボットシステム、モノのインターネット(IoT)を活用した塗装機などを紹介した。7月8日から12日の5日間で自動車メーカーなどから130人以上が参加。記者向けに事前に開かれた説明会では「送配電事業を売却し、その力をロボット事業に注ぐ。競合メーカーの多い国内市場でさらなる開拓を狙いたい」とABB日本法人(東京都品川区、アクセル・クーア社長)の中島秀一郎ロボティクス事業部長は語った。

[ロボットが活躍する現場vol.4] 自動化した後に「改善」! 生産性を80%アップ【後編】/旭鉄工

連載「ロボットが活躍する現場」の4回目は、さまざまな自動車部品を製造する旭鉄工(愛知県碧南市、木村哲也社長)を訪ねた。愛知県西尾市の西尾工場に行き、トランスミッションの一種である無段変速機(CVT)用の鋳物部品「シフトフォーク」を製造するロボットラインを取材した。木村社長は「自動化したラインでも、改善をすることが大事」と力説する。今回取材したロボットラインは、1時間当たりの生産数が従来の160個から288個に、比率で言えば80%もアップしたが、一体どのような改善を施したのか。後編ではいよいよ、具体的な改善の内容に迫る。

[ロボットが活躍する現場vol.4] 自動化した後に「改善」! 生産性を80%アップ【前編】/旭鉄工

連載「ロボットが活躍する現場」の4回目は、さまざまな自動車部品を製造する旭鉄工(愛知県碧南市、木村哲也社長)を訪ねた。愛知県西尾市の西尾工場に行き、トランスミッションの一種である無段変速機(CVT)用の鋳物部品「シフトフォーク」を製造するロボットラインを取材した。木村社長は「自動化したラインでも、改善をすることが大事」と力説する。今回取材したロボットラインは、1時間当たりの生産数が従来の160個から288個に、比率で言えば80%もアップしたが、一体どのような改善を施したのか。前編ではまず、ロボットラインの概要を紹介する。

バリ取りはロボットにお任せ! 内覧会で見た注目の一品/クロイツ

加工した部品の縁などにできてしまう小さな突起物「バリ」。そのバリを取るための専用工具やバリ取り用の設備などを製造、販売するクロイツ(愛知県刈谷市、坪根巌社長)は、2019年に創業30周年を迎えた。19年5月14日~16日には、刈谷市内の本社工場と場割工場の2カ所で創業30周年を記念した内覧会を開き、同社が30年にわたり培ってきたバリ取りの技術や製品を余すところなく披露した。3日間で300人以上が来場。注目を集めたのは、バリを取ることに特化したロボットだった。

[SIerを訪ねてvol.8]ウォータージェットで事業拡大!今後は脱ファブレスへ【後編】/ROSECC

ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。8回目の今回は、名古屋市名東区に本社を構えるROSECC(ロセック、矢本洋一社長)を取材した。ロセックはこれまで、ロボットの先端に搭載したノズルから高圧水を勢いよく噴射し、ウレタンなどの柔らかい材料を切断するウォータージェット(WJ)システムを中心に事業基盤を拡大してきた。今後はどのような成長を目指すのか。後編では今後の展望やそれに対する具体的な取り組みを紹介する。

[SIerを訪ねてvol.8]ウォータージェットで事業拡大!今後は脱ファブレスへ【前編】/ROSECC

ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。8回目の今回は、名古屋市名東区に本社を構えるROSECC(ロセック、矢本洋一社長)を取材した。ロセックはロボットシステムの中でも、ロボットの先端に搭載したノズルから高圧水を勢いよく噴射し、ウレタンなどの柔らかい材料を切断するウォータージェット(WJ)システムを得意とする。SIerとしての特徴は自社に工場を持たないファブレスであることだが、将来は脱ファブレスを目指すという。前編は得意分野のWJシステムを中心に、ロセックが手掛けるロボットシステムの概要などを紹介する。

「高度な技術を使いやすく」、新製品を多数発表/ファナック

ファナックは4月、山梨県忍野村の本社で「新商品発表展示会」を開いた。溶接ロボットや協働ロボットなどの新製品を発表した。最終日は真冬のような寒さになり季節外れの雪に見舞われるなど、天候には恵まれなかったが、会場は大くの人でにぎわった。「高度な技術をいかに使いやすくするか、という視点で商品化した」と山口賢治社長兼最高経営責任者(CEO)は話す。

[SIerを訪ねてvol.7]少数精鋭のファブレス設計者集団【後編】/レステックス

今回の「SIerを訪ねて」では、千葉県松戸市のJR常磐線馬橋駅から徒歩3分の場所に本社を構えるレステックス(斉藤圭司社長)を訪問した。同社はアルミの鋳物工場向けのロボットシステムや、協働ロボットを使ったパッケージシステムを得意とする。同社はシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)として一通りの工程を自社で担えるが、「全工程を自社で担おうとは思わない」と話す。その真意を斉藤社長に聞いた。

[SIerを訪ねてvol.7]少数精鋭のファブレス設計者集団【前編】/レステックス

今回の「SIerを訪ねて」では、千葉県松戸市のJR常磐線馬橋駅から徒歩3分の場所に本社を構えるレステックス(斉藤圭司社長)を訪問した。同社はアルミの鋳物工場向けのロボットシステムや、協働ロボットを使ったパッケージシステムを得意とする。半導体工場で使う高精度温調機器などを開発していたレステックスが、ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)になった理由とは――。創業者の斉藤社長に話を聞いた。

[注目製品PickUp!vol.12]2m四方のサイズも‼ カスタマイズ自在な真空グリッパー【後編】/シュマルツ「SPZ/SSP」

ドイツの真空機器メーカー、シュマルツは昨年、自在にカスタマイズできる真空グリッパー「SPZ/SSP」を発売した。同社がユーザーの要望に合わせてカスタマイズして提供し、ロボット側の動作まで含めた総合的なエンジニアリングサービスも提供できる。日本法人のアーネ・ゲッテゲンス社長は「日本に着任以来、設計やシステム構築から携わるビジネスを目指していた」と言う。一見、メーカー側からすれば負担が増えそうなエンジニアリングサービス。同社が携わる意図とは。

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