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[特集FOOMA JAPAN]食品産業に最適な新製品を紹介/ストーブリ

ストーブリは、自動車部品や半導体、食品、医薬品産業に適したロボットをラインアップし、特に欧州で多くの実績を持つロボットメーカーだ。日本市場ではロボットの導入がそれほど進んでいない食品や医薬品産業への販売に注力する。全機種とも密閉性が高く耐環境性に優れるのが特徴の一つで、丸洗いに対応するモデルもある。「FOOMA JAPAN(国際食品工業展)2019」では、小型、高速化したスカラロボット「TS2」などを出展する。

「高度な技術を使いやすく」、新製品を多数発表/ファナック

ファナックは4月、山梨県忍野村の本社で「新商品発表展示会」を開いた。溶接ロボットや協働ロボットなどの新製品を発表した。最終日は真冬のような寒さになり季節外れの雪に見舞われるなど、天候には恵まれなかったが、会場は大くの人でにぎわった。「高度な技術をいかに使いやすくするか、という視点で商品化した」と山口賢治社長兼最高経営責任者(CEO)は話す。

[注目製品PickUp!Vol.5]最小、最軽量の持ち運べる6軸ロボット【前編】/安川電機 「MotoMINI」

今回紹介する注目製品は、安川電機の6軸多関節ロボット「MotoMINI(モートミニ)」。6軸の垂直多関節ロボットとして業界最小、最軽量(同社調べ)が最大の特徴だ。本体の重量は約7kgで、人が簡単に持ち運べるレベル。小さく軽いので、走行装置や周辺機器も小型化でき、密集したレイアウトを採ることができる。2017年6月に発売して以来、メーカーが想定しなかった使い方もされているという。

[SIerを訪ねてvol.1] 食品向け開拓し、組み合わせ技術磨く/オフィスエフエイ・コム【前編】

オフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)は、グループ全体で400人近い社員を擁する大手のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。ロボットシステムの構築や各種専用機の製造のほか、物流企業向けの在庫管理ソフト「WAREHOUSE(ウエアハウス)シリーズ」を開発・販売するソフトウエアメーカーの顔も持つ。「ロボットSIerの大半は機械に強いが、当社は機械よりも電気やソフトウエアに強みを持つ。このようなSIerは珍しい」と飯野社長は話す。

[創刊特別対談]石井孝裕ロボット政策室長×久保田和雄SIer協会会長【後編】

前編では経済産業省の石井孝裕ロボット政策室長と、FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会)の久保田和雄初代会長に、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の認知度を高めることの意義や方策を聞いた。後編では人材育成や工学教育の在り方、競争領域と協調領域の考え方などを語ってもらった。

[創刊特別対談]石井孝裕ロボット政策室長×久保田和雄SIer協会会長【前編】

2016年に政府が策定した「日本再興戦略2016」ではシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の育成が重点事項の一つとして掲げられ、今年の7月にはFA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会)が発足した。会員数100社を目標に設立準備を進めたが、ふたを開けてみれば計144社が参加。その後も入会希望がやまず、9月末には171社まで増えた。かつてないほどSIerへの注目が高まっている。経済産業省の石井孝裕ロボット政策室長と、SIer協会の久保田和雄初代会長(=三明機工社長)に、SIerが果たすべき役割とロボット産業の未来について語ってもらった。

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