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韓国の協働ロボで攻勢! 全軸トルクセンサーの強み生かす/住友商事マシネックス

大手総合商社の住友商事の傘下で、各種産業設備を取り扱う住友商事マシネックス(東京都千代田区、佐橋明三社長)は、韓国の斗山(ドゥーサン)ロボティクス製の協働ロボットの拡販に力を入れる。2019年11月に斗山ロボティクスと総販売代理店契約を結び、日本市場での販売を始めた。19年12月の「2019国際ロボット展」では、6軸全てにトルクセンサーを搭載する斗山ロボティクス製協働ロボットの強みを生かしたアプリケーション(応用的な使い方)を提案し、日本市場に攻勢をかけた。

[ロボットが活躍する現場vol.9]協働ロボで現場革新【後編】/日産自動車

日産自動車の横浜工場は、2014年から協働ロボットを使った自動化に取り組む。製造部に新設された「革新製造技術チーム(革新チーム)」が中心となり、これまでに4つの協働ロボットシステムを構築した。前編で解説した第1弾と第2弾に続き、後編では第3弾と第4弾を紹介する。「台車に載せて移動式にしたり、人が近くにいても作業を継続するなど、常に新たなことに挑戦している」と革新チームリーダーの白石京専門工長は言う。

[ロボットが活躍する現場vol.9]協働ロボで現場革新【前編】/日産自動車

日産自動車の横浜工場は、2014年から協働ロボットを使った自動化に取り組む。製造部に新設された「革新製造技術チーム(革新チーム)」が中心となり、これまでに4つの協働ロボットシステムを構築した。エンジンの組み立て工程の一部を協働ロボットが担う。「狭い空間で人と一緒に働ける協働ロボットは、既存の生産ラインを変えずに製造工程の改善ができる」と革新チームリーダーの白石京専門工長は言う。

[注目製品PickUp!vol.20]価格そのまま、性能アップ! スカラロボの旗艦製品【後編】/ヤマハ発動機「YK400XE」

今回の「注目製品PickUp!」では、ヤマハ発動機が2019年9月に発売したスカラロボット「YK400XE」を取り上げる。スマートフォンやパソコンなどの電化製品に使われる小物部品の組み立てや整列、検査を主な用途に見込む。ロボティクス事業部FA統括部の福川義章営業部長は、導入しやすい価格と高い性能を両立させたYK400XEを「自動化の普及を目指す『旗艦製品』」と位置付ける。

[注目製品PickUp!vol.20]価格そのまま、性能アップ! スカラロボの旗艦製品【前編】/ヤマハ発動機「YK400XE」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を取り上げる連載企画「注目製品PickUp!」もとうとう20回目を迎えた。今回は、ヤマハ発動機が2019年9月に発売したスカラロボット「YK400XE」を紹介する。従来機種から最大可搬質量を1.4倍にし、標準サイクルタイムも約10%短縮したが、価格は79万8000円と同額に据え置いた。低価格を維持しながらも、性能強化を実現できた工夫とは?

[SIerを訪ねてvol.11] 作業者の立場から生まれる自動車向けロボットシステムを【後編】/アスカ

自動車部品事業、配電盤事業、そしてロボットシステム事業。アスカは、この3つの事業部からなる。自動車部品加工の経験を生かした、溶接や搬送ができるロボットシステムを提供する。最近では建設機械の部品加工用に、80kgもある板材の曲げ加工の自動化システムを手掛けた。また、導入企業の作業者がロボットをスムーズに操作するのに必要な教育体制やサポート面の強化を図る。協働ロボットを取り入れた自動化システムにも力を入れる。

[SIerを訪ねてvol.11]作業者の立場から生まれる自動車向けロボットシステムを【前編】/アスカ

自動車部品事業、配電盤事業、そしてロボットシステム事業。アスカは、この3つの事業部からなる。自動車部品加工の経験を生かした、溶接や搬送ができるロボットシステムを提供する。豊富な人材でシステム設計から現地工事までを一貫して担えるのも強みだ。また、工場スペースを十分に確保して生産力の余裕を持たせることで、顧客からの引き合いに柔軟に対応できる。

[ロボットが活躍する現場vol.5]一品物の生産でもロボットは使える【後編】/ホーコス

ホーコス(広島県福山市、菅田雅夫社長)は現在、「ATC自動組み立てプロジェクト」を推進する。ATCとは、工作機械に取り付けて使う刃物(切削工具)を自動交換する自動工具交換装置(オート・ツール・チェンジャー)のこと。現在、このプロジェクトは20代の若手社員が担当している。「重力をうまく使うことで省エネでシンプルなシステムを実現できた」と担当者は語る。

[ロボットが活躍する現場vol.5]一品物の生産でもロボットは使える【前編】/ホーコス

ホーコス(広島県福山市、菅田雅夫社長)は現在、「ATC自動組み立てプロジェクト」を推進する。ATCとは、工作機械に取り付けて使う刃物(切削工具)を自動交換する自動工具交換装置(オート・ツール・チェンジャー)のこと。ばねを縮めた状態で部品を組み付ける必要があるなど、高度な作業が求められる。2017年から検討を始め、自社でシステムを一から構築した。

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