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[特集SIerになろうvol.13]ロボット産業のこれまでとこれから/小平紀生氏

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)が注目を集めている。参入を表明する企業が増え、昨年には日本ロボット工業会(会長・橋本康彦川崎重工業取締役)内にFA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)が発足した。SIerが表舞台に出てきたことで、これからのロボット産業はどうなるのか――。 [特集SIerになろう]の最後を締めくくるvol.13では、ロボット工業会やSIer協会で要職を務める小平紀生氏に、これまでの歴史や今後の展望を聞いた。

大阪でイベントを開催、ロボット関連企業の交流図る/FA・ロボットシステムインテグレータ協会

FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer〈エスアイアー〉協会)は1月29日、大阪市内で「2019 Winter SIer’s Day in Osaka Kansai」を開催した。会員のシステムインテグレーター(SIer)をはじめ、ロボットメーカーやロボット導入企業・導入検討企業(ユーザー)など110人が参加した。ロボットのメーカーや導入企業によるセミナーやパネルディスカッションが開かれ、ロボット関連企業が広く交流した。

[特集SIerになろうvol.1]連携を地域から地方、世界へ/久保田和雄SIer協会会長

[特集SIerになろう]の第1弾は、昨年7月に発足したFA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会)の久保田和雄会長(三明機工社長)へのインタビュー。人手不足への対応や生産性向上のため、自動化装置、特に産業用ロボットの活用に注目が集まり、ロボットとそれを導入したい企業をつなぐロボットシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)への注目もかつてないほど高まっている。静岡市清水区のSIer、三明機工の社長でもある久保田会長に、SIerと協会、その魅力や課題など幅広い話を聞いた。協会設立で生まれた連携を、将来的には世界的なものへ広げるという。

[特集SIerになろうvol.0]これほどの成長産業は他にない

産業用ロボットがあらゆる産業から注目されている。ロボットは周辺機器や他の設備などと組み合わせてシステム構築しなければ使えないが、そのシステム構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の数が足りていない。成長が確実な産業で、需要は増えるが担い手不足。新規事業を模索する企業にとっては、SIer業界参入の絶好のチャンスだ。
そこで「robot digest(ロボットダイジェスト)」では、工場自動化(ファクトリーオートメーション、FA)の専門誌「月刊生産財マーケティング」編集部とタッグを組んで、「SIerになろう」と題した総力特集を実施した。

“身の丈の自動化”が普及の鍵/自動化推進協会松元明弘会長

次世代の自動化とはどういったものか――。より多くのセンサーを搭載し、最新のデジタル技術で完全自動化を実現するシステムだろうか。「そうではない」と自動化推進協会の松元明弘会長(東洋大学教授)は言う。自動化のすそ野が広がる中で「シンプルなからくり仕掛けや昔からあるメカ機構とデジタル技術を適材適所で組み合わせた、中小企業でも導入できる“身の丈の自動化”が求められている」と語る。

[新春対談]橋本康彦ロボ工会長×飯村幸生日工会会長【後編】

人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)の出現により、工場の自動化(ファクトリーオートメーション、FA)技術が大きく進化している。FAが発展した近未来の工場とはどんなものか。日本の製造業はどう変わるのか。FA設備財の代表格である工作機械と産業用ロボット、それぞれの業界のトップである日本ロボット工業会の橋本康彦会長と日本工作機械工業会の飯村幸生会長に語ってもらった。

[新春対談]橋本康彦ロボ工会長×飯村幸生日工会会長【前編】

人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)の出現により、工場の自動化(ファクトリーオートメーション、FA)技術が大きく進化している。FAが発展した近未来の工場とはどんなものか。日本の製造業はどう変わるのか。FA設備財の代表格である工作機械と産業用ロボット、それぞれの業界のトップである日本ロボット工業会の橋本康彦会長と、日本工作機械工業会の飯村幸生会長に語ってもらった。

[JIMTOF2018速報 vol.1]日本最大の工作機械展でロボット提案に脚光/日本国際工作機械見本市

11月1日から6日までの6日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで、日本最大の工作機械展「第日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」が開かれている。「世界3大工作機械展」の一つに数えられ、国内外の製造業の関係者ら10数万人が来場するビッグイベントだ。ロボットと一体化した工作機械を展示の目玉に打ち出す企業が多く、ロボットシステムを展示したブースには黒山の人だかりができた。注目を集めた展示の一部を、現地からの速報としてお届けする。

[創刊特別インタビュー]10年後が楽しみ/国際ロボット連盟津田純嗣会長

世界中の製造業界で産業用ロボットへの期待が高まっている。安川電機の会長であり、2017年末に国際ロボット連盟(IFR)の会長に就任した津田純嗣氏に世界市場の潮流や課題を聞いた。津田会長は「今後の10年は中小企業にとってのロボットのお試し期間。どうなるかすごく楽しみ」と期待を寄せる。

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