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物流企業と共同で実証実験を開始/オカムラ

物流システム機器を販売するオカムラは、物流企業と共同で物流システム機器の実証実験を開始した。12月23日には、SGホールディングスグループのIT統括会社SGシステム(京都市南区、谷口友彦社長)、同グループで物流事業を展開する佐川グローバルロジスティクス(東京都品川区、森下琴康社長)と共同で実証実験を開始したと発表した。

搬送ロボ9台導入、保管棚ごと搬送/日本梱包運輸倉庫

運送会社の日本梱包運輸倉庫(東京都中央区、大岡誠司社長)は12月8日、三重県鈴鹿市の事業所に棚移動型の搬送ロボットを導入し、安全祈願式典を執り行った。導入したのは、物を保管する棚の下に潜り込み、棚ごと作業ステーションまで運ぶ搬送ロボットだ。インドのグレイオレンジ「Ranger(レンジャー)GTP」という製品で、棚200基に対し、9台を導入した。

量販店向け倉庫で搬送ロボ稼働/Rapyuta Robotics

Rapyuta Robotics(ラピュタロボティクス、東京都中央区、ガジャン・モーハナラージャ最高経営責任者〈CEO〉)とプラスオートメーション(東京都港区、飯間卓社長)は、京葉流通倉庫(埼玉県戸田市、箱守和之社長)が運営するさいたま市岩槻区の倉庫に、商品の位置を自動で判断する自立走行型搬送ロボット(搬送ロボット)を導入し、11月より稼働を開始した。

食品、医薬品製造を省人化! 多彩なロボットシステム提案【その2】

11月25日~27日の3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで食品製造の自動化・省人化展「フードテックジャパン」や医薬品・化粧品の開発製造展「インターフェックスウィーク」が開かれた。食品や医薬品向けの専用機やロボットシステムなどが展示され、全展合計で1万9953人が来場した。「その2」では、フードテックジャパンの会場で見つけたロボットの周辺機器や、荷役台(パレット)に箱を積み下ろすパレタイズ・デパレタイズ専用システムを紹介する。

食品や飲料の倉庫で活用できる自動搬送ソリューションを提案/ZMP

ZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は11月、同社が開発、販売する無人搬送車(AGV)「CarriRo(キャリロ)」を活用した食品・飲料倉庫向けの提案に力を入れ始めた。従来、荷役台(パレット)に載せた食品・飲料の箱を搬送するには、多くのフォークリフトが必要になり、費用などの面で課題があった。また、棚から出荷製品を集めるピッキングには多くの人手が必要となり、飲料の場合には重量物となるため、作業者への負担が大きかった。

ロボティクス・マテハンの拡充に注力/西部電機

立体自動倉庫や搬送機器メーカーの西部電機は、重量物や長尺物に対応する搬送装置を得意とするが、最近ではロボットを使った「ロボティクス・マテハン」にも力を入れる。今年9月には、ロボティクス・マテハンの一環としてパレタイジング、デパレタイジングシステムの新製品を発売した。溝田安彦事業部長は「市場の変化に対応しスピーディーに開発を進めるには、人員体制の充実が重要」と話し、人材採用や育成にも注力する。遠隔での立ち上げノウハウを確立するのが課題で、そのノウハウを海外市場の開拓にも生かす考えだ。

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