
中国の搬送ロボベンチャーが日本法人を設立/HAI ROBOTICS
物流現場でケースのピッキングや自動搬送をするロボットを提供する中国深センに本社を置くHAI ROBOTICS(ハイロボティクス)は9月14日、日本法人となるHAI ROBOTICS JAPAN(ハイ・ロボティクス・ジャパン、HRJ、埼玉県三芳町、劉竑社長)を設立したと発表した。設立日は8月25日。
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物流現場でケースのピッキングや自動搬送をするロボットを提供する中国深センに本社を置くHAI ROBOTICS(ハイロボティクス)は9月14日、日本法人となるHAI ROBOTICS JAPAN(ハイ・ロボティクス・ジャパン、HRJ、埼玉県三芳町、劉竑社長)を設立したと発表した。設立日は8月25日。
ABBは9月8日、ロボットと保管棚などが一体となった「FlexBuffer(フレックスバッファー)アプリケーションセル」を開発したと発表した。ロボットが倉庫管理システム(WMS)や入庫用・発送用コンベヤーなどと連携し、保管棚への入出庫などを自動化する。発送する順序に合わせて棚の収納場所を割り当てたり、発送コンベヤー上に並べることができる。一つのセルで最大600個の荷物を保管し、1時間あたり最大500回の入出庫作業が可能。物流センターの他、小売店、薬局、病院などさまざまな施設での使用を想定する。
物流ロボットを月額レンタルするプラスオートメーション(東京都港区、飯間卓社長)は8月4日、SGホールディングスグループで物流事業を展開する佐川グローバルロジスティクス(東京都品川区、山本将典社長)の東松山SRC(埼玉県東松山市、佐川流通センター)に仕分けロボットシステム「t-Sort(ティーソート)」を導入したと発表した。
大塚商会は8月2日、横浜市金沢区に物流センター「横浜物流センター」を今年の10月に開設すると発表した。同センターでは、ノルウェーのAutoStore(オートストア)製の自動倉庫「オートストア」を2機導入し、自動化と省人化を実現する。オートストアの導入規模では国内最大級となる。
東京大学発ベンチャー企業のTRUST SMITH(トラストスミス、東京都文京区、大澤琢真社長)は7月30日、複数の搬送ロボット・無人搬送車(AGV)を同時に制御する群制御システムを開発したと発表した。
スイスのロボット大手のABBは7月20日、スペインのASTI(アスティ)を買収すると発表した。買収額は非公表。ASTIは倉庫などの物流現場で使用される自律型移動ロボット(AMR)の世界的な有力メーカーの一つだ。この買収によりABBは生産現場から物流まで一連の自動化をサポートする製品ラインアップを手に入れる。
物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」を製造、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は7月13日の~15日、オンラインイベント「ZMP World(ワールド) 2021」を開催した。15日はキャリロデーとして、笠置泰孝キャリロ事業部長がキャリロの新機能や新ラインアップなどを発表した。
三菱倉庫は7月5日、埼玉県三郷市に物流センター「SharE Center misato(シェア・センター・ミサト)」を開設したと発表した。延べ床面積は5600㎡。電子商取引(EC)向けで、EC事業者に物流サービスを従量課金制で提供する。
物流向けの自動化システムを販売するオカムラは6月23日、物流ショールーム「LUX(ルクス)」の法人向け定例見学会を開始すると発表した。
近年、ロボットや自動化機器を扱う企業がショールームを開設するケースが増えている。しかし新型コロナウイルス禍の影響で、遠方からの訪問や大人数での視察などがしにくい状況が続く。そこで、ロボットダイジェストの記者が読者に代わってショールームを訪問するのが、新連載「ショールーム探訪」だ。第1回では、プラスオートメーション(東京都港区、飯間卓社長)のR&D/デモスペース「cube(キューブ)」を取り上げる。