
販売拡大へ向けトレーニング施設や協業体制拡充/プレミアエンジニアリング
プレミアエンジニアリング(千葉県船橋市、松本大亮社長)は、協働ロボットメーカーの台湾テックマンロボットの代理店の一つだ。正規代理店としては後発だが、実はテックマンとの関係は国内のどの代理店よりも古いという。同社は今年3月、本社併設で関東初となるテックマン公認トレーニングセンターを開設した。「他にも多様な企業と協業してさまざまな取り組みを進めており、販売拡大を一気に加速させたい」と松本社長は語る。
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プレミアエンジニアリング(千葉県船橋市、松本大亮社長)は、協働ロボットメーカーの台湾テックマンロボットの代理店の一つだ。正規代理店としては後発だが、実はテックマンとの関係は国内のどの代理店よりも古いという。同社は今年3月、本社併設で関東初となるテックマン公認トレーニングセンターを開設した。「他にも多様な企業と協業してさまざまな取り組みを進めており、販売拡大を一気に加速させたい」と松本社長は語る。
富士工業所(東京都荒川区、渡辺恭介社長)とプレミアエンジニアリング(千葉県船橋市、松本大亮社長)は4月上旬、ロボットを使った自動麺ゆでシステムの共同提案を始めた。富士工業所はゆで麺機など厨房機器のメーカーで、プレミアエンジニアリングは台湾の協働ロボットメーカー、テックマンロボットの一次代理店。
デンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)は電動式ロボットハンド「インテリジェントグリッパ」を新たに開発し、自社展示会「DENSO Robotics Expo (デンソー・ロボティクス・エキスポ、DREx)2022」で参考出展した。
ロボットシステムを設計、製作するシステムイングレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。第22回に登場するのは、社員は少数ながら自動化システムの設計から稼働までの流れをワンストップで実現するブリッジ・ソリューション(大阪市住之江区、坂本俊雄社長)だ。人工知能(AI)やその他新技術の活用を通じて、協働ロボットの可能性を追求する。また、坂本社長は要件定義や設計をコンサルティングとして有料化し、SIer業界のビジネスモデルに一石を投じる。
会期の直前から会期中・会期後まで合計30本の記事を掲載してきた「特集 国際ロボット展」。最後を飾るのは、会場内最大級のブースでさまざまな製品デモを披露した安川電機だ。ロボットを動かすにはティーチング(教示)が必要――。その常識を打破するかのように、会場ではティーチングが不要な次世代ロボットなどを展示した。自律的に動くロボットで、変種変量生産の自動化を提案する。
輸入商社の進和(東京都板橋区、倪昌浩社長)は「2022国際ロボット展(iREX2022)」に、中国の上海市に本社を置くJAKA(ジャカ)ロボティクスの協働ロボットを出展した。進和で営業部長を務める内田文武取締役は「導入の条件次第では、他社の半額以下のコストになる。『安い中国製は品質も悪い』とのイメージを変えたい」と意気込む。
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のカサイエレック(愛知県大口町、葛西泉社長)は1月23日、沖縄県糸満市の沖縄事業所内に「OKINAWA Digi-Robo-Labo!(沖縄デジ・ロボ・ラボ)」を開所した。産業用ロボットの特別教育が受講できるだけではなく、協働ロボットなどの性能を実際に体感できる。同社は沖縄県に市場を作るため、今後は沖縄デジ・ロボ・ラボを通じてロボットやデジタル技術の認知を広げる考えだ。
3月9日~12日の4日間、都内の東京ビッグサイトで「2022国際ロボット展(iREX2022)」が開かれた。「まん延防止等重点措置」の再延長もあり前回展からは大幅な来場者数減となったが、「その分目的意識を持った来場者が多く、引き合いの確度は高い」
特別リポートvol.3で取り上げた以外にも、「2022国際ロボット展(iREX2022)」の会場では協働ロボットの展示が目立つ。ドイツや中国メーカーのロボットを販売するリョーサンや、Dobot(ドゥーボット)ブランドで展開する中国Shenzhen Yuejiang Technology(深圳市越疆科技)、住友商事グループ傘下の住友商事マシネックス(東京都千代田区、佐橋明三社長)なども協働ロボットシステムを展示した。
特別リポートのVol.2ではファナックの協働ロボットを紹介したが、「2022国際ロボット展(iREX2022)」で協働ロボットを展示の目玉に据えたのは同社だけではない。協働ロボット最大手のユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)はもちろん、ヤマハ発動機や日栄機工(愛知県豊田市、川元敦史社長)なども協働ロボットの提案に力を入れる。