
自動倉庫システムがアイオイの小口仕分けシステムと連携/YE DIGITAL
YE DIGITAL(YEデジタル、北九州市小倉北区、玉井裕治社長)は8月9日、同社の倉庫自動化システム「MMLogiStation(MMロジステーション)」と、アイオイ・システム(東京都大田区、多田潔社長)の小口仕分けシステム「SAS(シャッターアソートシステム)」が連携したと発表した。
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YE DIGITAL(YEデジタル、北九州市小倉北区、玉井裕治社長)は8月9日、同社の倉庫自動化システム「MMLogiStation(MMロジステーション)」と、アイオイ・システム(東京都大田区、多田潔社長)の小口仕分けシステム「SAS(シャッターアソートシステム)」が連携したと発表した。
スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)が、袋物用の新型吸着パッド「BGXシリーズ」を発売した。従来製品よりも、対象物と接するリップ部が柔らかい。そのため、袋物のように柔軟な対象物にもしっかりと密着する。一般に柔らかい吸着パッドは、横方向への揺さぶりに弱い傾向がある。しかし、BGXシリーズは工夫を取り入れて、従来の同社製品と同等に揺さぶりに強い製品とした。
寝具メーカーの西川(東京都中央区、西川康行社長)は7月22日、埼玉県の物流拠点の新埼玉センターに自動棚搬送ロボットを21台導入したと発表した。
ZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は7月20日~22日、自社の新製品や新サービスを発表するイベント「ZMP world(ワールド)2022」を開催した。自動運転ソリューションや人工知能プラットフォームなどさまざまな分野の製品を紹介する中で、最終日の7月22日には物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」のラインアップ拡充を発表した。1t可搬タイプや、オプションなどを組み合わせ自在にカスタマイズできるタイプなどを追加した。
ラピュタロボティクス(東京都江東区、モーハナラージャ・ガジャン最高経営責任者)は6月28日、東京都江東区に約400㎡のデモ施設を併設した新オフィスをオープンしたと発表した。デモ施設は既存のオフィスの約2倍の広さで、20~25台のピッキング・アシスト・ロボットを配備する。従来と比べて効率的に開発ができることに加え、ロボットの動きをより多くの来場者が見られるようになった。EC(電子商取引)需要の急拡大に伴う一人当たりの業務量の増加や、ドライバーの時間外労働への上限規制の適用など、物流や運送に対する省力化や省人化の需要が高まっている。それを受けてデモ施設を有する新オフィスをオープンした。
ラピュタロボティクス(東京都江東区、モーハナラージャ・ガジャン最高経営責任者)は6月22日、埼玉県日高市にあるアスクルの物流センターに自律搬送車(AMR)「ラピュタPA-AMR」34台を導入したと発表した。EC(電子商取引)向け物流倉庫で34台のAMRを稼働させるのは、同社にとって最大の規模。同製品の導入で生産性が従来比約1.8倍に向上し、ピッキング作業に必要な人員も同約3割減を達成した。
中国に本社を置くHAI ROBOTICS(ハイロボティクス)の日本法人、HAI ROBOTICS JAPAN(ハイ・ロボティクス・ジャパン、埼玉県三芳町、リュウ・コウ社長)は6月22日、ハイロボティクスが1億ドル超の資金調達を実施したと発表した。過去12カ月で3度目の資金調達となる。今回調達した資金は、自動ケース・ハンドリング・ロボットの研究、開発の強化やグローバルでの事業拡大に充当する狙い。ハイロボティクスのチン・ウキ最高経営責任者は「倉庫事業者が抱える労働力不足や従業員の高齢化といった課題を解決できる製品の開発を進める」と語った。
ノルウェーのロボット自動倉庫メーカー、オートストアの日本法人オートストアシステム(東京都中央区、鴨弘司社長)が、第3回関西物流展に実機を使ったデモを出展した。同展は6月22日~24日に大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された業界関係者向けの展示会。ブース内に自動倉庫「オートストア」の小型デモを設置し、稼働する様子を展示した。オートストアシステムの阪井克来マネジャーは「ロボットがコンテナをピッキングする様子を間近で見られるのは展示会ならでは」と強調する。
搬送ロボットメーカーのシンテックホズミ(愛知県みよし市、加藤久視社長)は6月21日~24日の4日間、本社ショールームでプライベートショー(PS)を開催した。自律走行型の搬送ロボットを駆使して工程間搬送を自動化した柔軟な生産ラインなどを披露し、来場者の関心を集めた。会期4日間で約700人が来場した。
ロボットダイジェストの記者が、読者に代わりショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第7回は、HAI ROBOTICS JAPAN(ハイ・ロボティクス・ジャパン=HRJ、埼玉県三芳町、リュウ・コウ社長)の「HRJテクニカル・センター」を訪れた。外観は古風な物流倉庫の一角なのに、内部では最先端のハイテクで高レベルのソリューションを提示する――、いわゆる「ギャップ萌え」を誘うショールームだ。