
技術情報をウェブで発信、専用サイト「FANUC DXCE」開設/ファナック
産業用ロボットや工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)に関連する各種機器を製造するファナックは9月16日、技術情報を発信するウェブサイト「ファナック・デジタル・トランスフォーメーション・カスタマー・エンゲージメント(FANUC DXCE)」を公開した。
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産業用ロボットや工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)に関連する各種機器を製造するファナックは9月16日、技術情報を発信するウェブサイト「ファナック・デジタル・トランスフォーメーション・カスタマー・エンゲージメント(FANUC DXCE)」を公開した。
機械部品や産業用ロボットなどを販売する商社の京二(東京都千代田区、井口宗久社長)は、8月から「出張ロボットスクール」を開講し始めた。ロボットを導入しても操作できるか心配、最新のロボットの使い勝手が知りたい、ロボットに動作を教え込むティーチングを自社でできるようにしたいといった企業向けに、同社がロボットを持って出向き、受講企業の会議室などで講習会を開く。
近藤製作所(愛知県蒲郡市、近藤茂充社長)は①自動車部品②FAシステム③ハンド&チャック ロボット周辺機器④スマートファクトリーLabo(ラボ)――の4本柱で事業を展開する。①の自動車部品が源流で、②~④の事業部は自社の自動車部品工場のニーズと、顧客のニーズから派生して設立された。社内で蓄積した技術を生かし、顧客ニーズを形にし続け、業容の拡大につなげた。
自動車では、適材適所で最適な素材を組み合わせる「マルチマテリアル化」が進む。金属部品を樹脂などに置き換えることで大幅に軽量化でき、燃費が向上する。「ロボットでも今後、間違いなく樹脂部品が増える」――。そう見越してロボット向け樹脂部品の提案に力を入れるのが三井化学だ。同社がロボットに注力する理由とは、樹脂で何ができるのか。田和努ロボット材料事業開発室長に話を聞いた。
「世界のFAトータルサプライヤー」を目指すCKDは、電動アクチュエーター(ロッドの伸縮やテーブルのスライドをする装置)を中心とした直動製品や、ロボットハンドなどのロボット関連の製品群を拡充している。後編では、20年5月に発売した画像処理用のソフトウエア「Facilea(ファシリア)」を紹介する。誰でも簡単に、最短20分で画像処理システムを構築できるのが特徴だ。
CKDは2016年に策定した長期ビジョンで「世界のFAトータルサプライヤー」になるとの目標を掲げた。その一環で、電動アクチュエーター(ロッドの伸縮やテーブルのスライドをする装置)を中心とした直動機器や、ロボットハンドなどのロボット関連の製品群を拡充している。ロボットハンドでは空圧や電動、真空の3つの駆動方式の製品を取りそろえるが、特に電動ハンドの提案を強化していく考えだ。
加工した部品の縁などにできてしまう小さな突起物「バリ」。そのバリを取るための専用設備や専用工具を製造、販売するクロイツ(愛知県刈谷市、中田周一会長兼社長)は、主要取引先の自動車業界で進む電気自動車(EV)へのシフトに対応するため、新型のバリ取りロボットを開発した。穴開けなどの機械加工とバリ取りの工程集約を実現したのが特徴だ。
産業機器部品メーカーのスガツネ工業(東京都千代田区、菅佐原純社長)は8月20日と27日、分析装置や医療機器などの扉やカバーに適した機構部品を紹介するウェブセミナーを開催する。
協働ロボットのレンタルや導入支援サービスを展開する高島ロボットマーケティング(東京都千代田区、中才悦夫社長)は8月3日、最短1日から1日単位で協働ロボットを貸し出すサービスを開始した。
産業用ロボットや自動認識機器、制御機器メーカーのデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、中川弘靖社長)は今年7月、新機軸のロボットコントローラー「RC9」を発売した。最大の特徴は、ドイツのベッコフオートメーションの産業用パソコン(IPC)を採用したこと。RC9の開発ではオープンな協業を重視したが、その狙いは? デンソーウェーブの澤田洋祐ソリューションビジネス推進部長とベッコフ日本法人(横浜市中区)の川野俊充社長の2人にウェブインタビューした(写真は工作機械展「メカトロテックジャパン2019」での両氏の対談時に撮影)。