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[注目製品PickUp! vol.62]小型の協働ロボットでも高く積み上げられる/リナック「ELEVATE」

デンマークに本社を構える電動シリンダーメーカー、リナックの日本法人(横浜市港北区、佐藤嘉貢社長)は、協働ロボットの可動範囲を広げる「ELEVATE(エレベート)」を昨年発売した。上下に昇降することで、その上部に設置した協働ロボットの動作範囲を広げられる。同社は長年、医療用ベッドや昇降デスクなどに使う電動シリンダーを開発してきた。そのノウハウを生かし、ELEVATEで生産現場のさらなる省人化や作業の効率化に貢献する。

[2023国際ロボット展リポートvol.19]ロボットにプラスαで機能を付与/ATI、ワコーテック、三共製作所、木村洋行、テイアイテイ、リモートロボティクス

産業用ロボットは、各種付属品や周辺機器で機能の付与や拡張が可能だ。センサーやハンドチェンジャー、昇降軸など、ロボットの機能を拡張できる製品は多岐にわたる。国際ロボット展(iREX)の展示リポートのvol.19では、会場で見つけた多様な付属品・周辺機器を紹介する。

産業用ロボット向けの小ロット品の製造や開発を強化/国盛化学

 プラスチック部品を製造する国盛化学(愛知県小牧市、塩谷陽一社長)は2023年12月22日、センチュリーイノベーション(東京都中央区、浅霧敦生社長)製の小型低圧成形機と、樹脂型を製作できる安田工業(岡山県里庄町、安田拓人社長)製の切削加工機「Labonos (ラボノス)」を導入したと発表した。

寿命3倍の新シリーズ発売、高速ロボット研磨を提案/スリーエムジャパン

米国に本社を置く研磨材メーカー3Mの日本法人スリーエムジャパン(東京都品川区、伊藤誠社長)は1月15日、工業用研磨材の新ブランド「3Mキュービトロン3」を発売した。従来の一般的な製品と比べて約3倍の寿命で、「自動化に最適な製品。研磨材の交換頻度を大幅に減らせ、さらにロボットによる高荷重研磨なら生産性が非常に高い」と研磨材製品事業部の奥田倫敬事業部長は話す。

[2023国際ロボット展リポートvol.12] 多様なニーズに応える真空ハンド・吸着パッド/シュマルツ、ピアブ、コンバム、日本ピスコ、日東工器

ワーク(搬送などの対象物)を吸い付けて搬送する真空ハンドや吸着パッドは多様化が進む。ピンポイントなニーズに的確に応える製品を開発することで、市場の掘り起こしを狙う。国際ロボット展リポートvol.12では、各社の展示を通してその最新動向をお伝えする。

[2023国際ロボット展リポートvol.9]6つの自動化ソリューションに注目集まる/Mujin 滝野一征CEO ショートインタビュー

Mujin(ムジン、東京都江東区)は、デバンニングロボット「TruckBot(トラックボット)」をはじめとした6つのソリューションを展示し、多くの来場者の注目を集めた。展示リポートvol.9では展示内容の紹介と合わせ、会場で実施した滝野一征最高経営責任者(CEO)兼共同創業者のショートインタビューをお届けする。

[注目製品PickUp! vol.61]軽くて低コストの協働ロボット/イグス「ReBeL」

ドイツに本社を置く樹脂部品メーカー、イグスの日本法人(東京都墨田区、吉田剛社長)は、今年に入り協働ロボット「ReBeL(リベル)」の国内展開を本格化した。軽さと省スペース、低コストが大きな特徴で、国内でも既に引き合いや受注は多い。同社のロボット事業の特徴は既存の設備やリソースを活用し、シンプルな自動化で生産性を高める「ローコストオートメーション(LCA)」で、ReBeLはその主力機種。吉田社長は「生産工程の自動化をはじめ、ReBeLの活用シーンは多岐にわたる」と語る。

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