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[活躍するロボジョvol.32]基本的なルールはしっかりと!/スターテクノ 鷲見真由子さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第32回は、自動車業界向けにロボットシステムを提供するシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のスターテクノ(愛知県岩倉市、塩谷陽一社長)で、ロボットのティーチング(教示)からシステムの据え付け、アフターサポートまでを担当する鷲見真由子さんを紹介する。高校卒業後はマスコミ関連の専門学校に進んだが、会社の雰囲気や説明会での対応に魅力を感じて同社への入社を決めた。そんな鷲見さんは働く中で、「基本的なルールをしっかりと守ること」を大切にしている。

統合管理システムのさらなる活用方法を訴求/ZMP

自動搬送ロボットなどを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は8月29日と30日の2日間、自社の新製品や新サービスを発表するイベント「ZMP world(ワールド) 2024」を本社で開催した。同社は自動搬送ロボットの複数台制御や運用の可視化をするシステム「ROBO-HI(ロボハイ)」も開発しており、会場では工場の設備点検を自動化できるロボハイの新機能などを紹介した。「今後はロボットの活用方法の提案に力を入れる」と谷口社長は語る。

[注目製品PickUp! vol.71]国内の現場で、より魅力が輝く/オークラ輸送機「EasyPAL(イージーパル)」

マテリアルハンドリング(マテハン)大手のオークラ輸送機(兵庫県加古川市、大庫良一社長)は6月、パレタイズシステム「EasyPAL(イージーパル)」を発売した。デンマークのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)の協働ロボット「UR20」を軸に周辺機器と教示作業につかう独自のソフトウエアなどを組み合わせた。小野山達夫常務は「発売後、想定以上の反響を得た。国内ならではの生産現場や物流現場で、特に魅力を発揮できる製品」と期待を込める。

[ショールーム探訪 vol.28] 協働ロボットを比較検討できる場に/バイナス「バイナス協動ロボットセレクションセンター」

ロボットダイジェストの記者が、読者に代わってショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。27回目は、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のバイナス(愛知県稲沢市、下間篤社長)が2021年に本社の第二工場内に開設した「バイナス協働ロボットセレクションセンター」を紹介する。同社は「協働ロボットを比較検討できる場」として同センターを開設し、ユーザーニーズに合った協働ロボットの選定からアフターサポートまでを一気通貫で提供する。

製造現場向けの移載ユニット付き搬送ロボットを発売/シャープ

シャープは8月26日、「スリム型スタッカー自動搬送ロボット」の受注を開始したと発表した。材料や仕掛品の入った箱を標準仕様で4箱、拡張仕様で8箱まで積載できる多段式の搬送ロボットで、製造装置との間で箱を受け渡す移載ユニットも搭載する。移載ユニットは箱を吸い着けるバキューム式の他、アームで持ち上げるフォーク式も用意した。横幅700mmのスリムな本体設計で、幅900mmの狭い通路も走行できる。

国内製造業のために、良い物を現場へ/シュマルツ 小野雅史社長

ドイツに本社を置く真空機器メーカー、シュマルツの日本法人社長に小野雅史氏が就任した。就任日は7月1日。まずは2024年いっぱいをかけて、前任のゲッテゲンス・アーネ現会長の業務やこれまでの基盤を引き継ぐ。その後は、以前も海外メーカーの日本法人を率いていた経験を生かして、新たな取り組みにも着手する構想を立てている。小野社長は「海外メーカーの優れた生産財を紹介することで、品質や生産性向上などの面から国内製造業に貢献したい」と意気込む。

[注目製品PickUp! vol.70]新発売の3Dカメラと組み合わせ多品種少量の現場へ/Eureka Robotics「エウレカコントローラー」 

シンガポールに本社を構えるEureka Robotics(エウレカロボティックス、日本法人=東京都中央区、ファム・クアン・クオン社長)は、ロボットや周辺機器などを一括制御できる「エウレカコントローラー」を販売する。ロボットシステムを高精度かつ高速に制御できるのが強みで、精密作業の自動化に向く。昨年11月に発売したビジョンセンサー「エウレカ3Dカメラ」と組み合わせると、未登録のワーク(対象物)も認識でき、多品種少量生産の現場の自動化に役立つ。

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