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2019.12.05

ロボットアイデア甲子園の大阪代表が決定/FA・ロボットシステムインタグレータ協会

 ロボットアイデア甲子園の大阪大会が11月30日、大阪府泉大津市のHCIロボットセンターで開催された。ロボットアイデア甲子園はFA・ロボットシステムインタグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)が主催するイベントで、高校や専門学校の学生がロボット活用のアイデアを競う。大阪大会では、書面審査を通過した6校12名がプレゼンテーションをした。
 大阪大会を共催したHCI(大阪府泉大津市)の奥山剛旭社長は開会に際し「まずは元気よく力いっぱい発表してもらいたい」とプレゼンに臨む学生にエールを送った。参加者は家庭や学校、アルバイト先など日常生活に根差した独創的なアイデアを披露。ロボット関連企業の技術者や大学のロボット研究者による審査を経て、子どもや高齢者の道路の横断を支援するロボットを提案した大阪府立佐野工科高校の中筋朱里さん(写真前列中央)が最優秀賞を受賞した。
 大阪だけでなく全国10カ所で同様の地方大会は開かれており、「2019国際ロボット展」の会期中の12月21日に、会場の東京ビッグサイト内で「ロボットアイデア甲子園全国大会」を開催する。大阪大会で最優秀賞に輝いた中筋さんも、大阪代表として全国大会に出場する。

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