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2019.07.09

弁当盛り付け用のロボットを開発/アールティ

 研究用のヒト型ロボットや教育用ロボットなどを販売するアールティ(東京都千代田区、中川友紀子社長)は、弁当工場の盛り付け工程に使うヒト型協働ロボット「Foodly(フードリー)」を開発した。7月9日から東京都江東区の東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN(国際食品工業展)2019」で発表し、同日から実証試験の提携先を募集した。
 フードリーは、人工知能(AI)を活用した独自の技術により、形が一定でない山積みの食材の位置や形状を一つずつ認識できる。認識した食材を専用ハンドで挟んで把持し、コンベヤーで流れてくる弁当の容器に正しく配置する。ハンドは取り外せるため洗浄がしやすく、食材に合わせて簡単に交換できる。

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