ロボット向け非接触電力伝送ロータリージョイントを共同開発/豊橋技術科学大学、近藤製作所
豊橋技術科学大学の田村昌也教授らの研究チームと、産業用ロボット向けFA機器を製造販売する近藤製作所は7月31日、非接触電力伝送型のロータリージョイントを共同開発したと発表した。
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豊橋技術科学大学の田村昌也教授らの研究チームと、産業用ロボット向けFA機器を製造販売する近藤製作所は7月31日、非接触電力伝送型のロータリージョイントを共同開発したと発表した。
オムロンは8月1日、マイクロスイッチ「D2FC」「D2LS」「D2FP」の3シリーズをグローバルで発売した。それぞれ1999年、2013年、22年に開発された製品で、ハイエンド向けゲーミングマウスのスイッチとしてトップシェアを誇る。今回、産業用ロボットなどの遠隔操作機器やVR(仮想現実)機器向けにニーズや需要を見込み、新たに一般販売を始めた。
NTNは7月6日、手首関節モジュール「i-WRIST(アイリスト)」の導入を支援する「アイリスト スタータパッケージ」を発売したと発表した。アイリストは独自構造の小型ロボットで、人の手首のように柔軟に動く。アーム部分に3つの関節でつなぎ合わせたロッド状の部品を3本使っており、屈曲や旋回を高速かつ自在にできる。
モーターメーカーのオリエンタルモーター(東京都台東区、川人英二社長)は7月6日、愛知県刈谷市の「刈谷市産業振興センター」でプライベート展示会「オリエンタルモーターフェア2023」を開いた。新型コロナウイルス禍の影響もあり、対面でのフェア開催は4年ぶりとなった。地場の自動車産業の生産技術者などを中心に、1日で900人以上が来場した。
6月19日~21日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで「第36回日本ものづくりワールド」が開催された。機械要素技術展や設計・製造ソリューション展など10の展示会を合同開催したもので、3日間合計で6万6895人が来場した。会場には無人搬送車(AGV)自律走行型搬送ロボット(AMR)の展示もあり、人手不足を解消するソリューションとして注目を集めた。
6月19日~21日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで「第36回日本ものづくりワールド」が開催された。機械要素技術展や設計・製造ソリューション展など10の展示会を合同開催したもので、3日間合計で6万6895人が来場した。ロボットメーカーが出展する展示会ではないが、機械部品メーカーが自社部品を使ったロボットシステムを紹介するなど、ロボットに関する展示もあった。
ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を取り上げる「注目製品PickUp!」。第57回は、機械要素部品メーカーの加茂精工(愛知県豊田市、今瀬玄太社長)が開発した差動減速機「PSR/PSLシリーズ」を紹介する。PSRシリーズは剛性、PSLシリーズは軽さをそれぞれ追求しており、無人搬送車(AGV)の駆動ユニットなどが主なターゲットだ。両シリーズに共通するのは薄さで、AGVやロボットなどの小型化に役立つ上、設計の自由度も高められる。
ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、OKIマイクロ技研(福島県二本松市、富澤将一社長)が3月22日に発表した高トルク小型モーター「Thumbelina(サムベリーナ)」を取り上げる。多指多関節のロボットハンドの小型軽量化を実現する製品という。「直径12mmのコアード構造のブラシレスDC(直流)モーターとしては世界最小クラス」と、今後の需要拡大に自信を見せる。
キヤノンは4月中旬、産業用ロボット向けの6軸力覚センサー「FH-300-20」を発売する。同社が30年以上培ってきた光学式エンコーダーを官能部に応用した。エンコーダーを複数使い、6軸の動きを把握する。担当者は「市販の力覚センサーでは初めての方式」と話す。この新たな方式で、軽くて薄い本体にも関わらず、高精度と即応性を実現した。
THKは4月5日、工作機械への加工対象物(ワーク)の投入など、単純作業の自動化に適したロボット「MLS」を発売した。シンプルな構造をしており、機能に必要な要素部品をまとめたモジュールをボルトで組み立てて使う製品だ。駆動部のモジュールは3つで、それぞれ昇降、伸縮、旋回の機能を持つ。