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溶接ロボットに軸足を置き、周辺領域を開拓【前編】/ダイヘン金子健太郎常務執行役員

電柱上の変圧器のメーカーとして1919年に設立され、電気関係の技術を生かして自動溶接機を開発。そして汎用性の高い自動溶接の手段としてロボットを開発した。近年では溶接ロボットに軸足を置きながら、ハンドリングロボットにも守備範囲を広げている。ダイヘンでFAロボット事業部長を務める金子健太郎常務執行役員は「お客さまのニーズを元にロボットを開発し、周辺機器を含めソリューションとして提案したい」と語る。

[SIerを訪ねてvol.11] 作業者の立場から生まれる自動車向けロボットシステムを【後編】/アスカ

自動車部品事業、配電盤事業、そしてロボットシステム事業。アスカは、この3つの事業部からなる。自動車部品加工の経験を生かした、溶接や搬送ができるロボットシステムを提供する。最近では建設機械の部品加工用に、80kgもある板材の曲げ加工の自動化システムを手掛けた。また、導入企業の作業者がロボットをスムーズに操作するのに必要な教育体制やサポート面の強化を図る。協働ロボットを取り入れた自動化システムにも力を入れる。

[SIerを訪ねてvol.11]作業者の立場から生まれる自動車向けロボットシステムを【前編】/アスカ

自動車部品事業、配電盤事業、そしてロボットシステム事業。アスカは、この3つの事業部からなる。自動車部品加工の経験を生かした、溶接や搬送ができるロボットシステムを提供する。豊富な人材でシステム設計から現地工事までを一貫して担えるのも強みだ。また、工場スペースを十分に確保して生産力の余裕を持たせることで、顧客からの引き合いに柔軟に対応できる。

[随想:ロボット現役40年、いまだ修行中vol.4]初めての国際学会で 教示レス技術など発表【後編】/小平紀生

過去には日本ロボット学会の第16代会長(2013~14年)を務め、現在も日本ロボット工業会のシステムエンジニアリング部会長など、ロボット業界の要職を数多く務める三菱電機の小平紀生氏。黎明(れいめい)期から40年以上もロボット産業と共に歩んできた同氏に、自身の半生を振り返るとともに、ロボット産業について思うところをつづってもらった。毎月掲載、全12回の連載企画「随想:ロボット現役40年、いまだ修行中」の第4回。1983年に初めての国際会議を経験し、80年代前半には日本産業用ロボット工業会(現・日本ロボット工業会)の活動にも関わり始めた。

[随想:ロボット現役40年、いまだ修行中vol.4]初めての国際学会で教示レス技術など発表【前編】/小平紀生

過去には日本ロボット学会の第16代会長(2013~14年)を務め、現在も日本ロボット工業会のシステムエンジニアリング部会長など、ロボット業界の要職を数多く務める三菱電機の小平紀生氏。黎明(れいめい)期から40年以上もロボット産業と共に歩んできた同氏に、自身の半生を振り返るとともに、ロボット産業について思うところをつづってもらった。毎月掲載、全12回の連載企画「随想:ロボット現役40年、いまだ修行中」の第4回。近年注目を浴びるロボット関連の研究テーマには80年代から研究されてきたものも多く、「産業用ロボットの開発に着手した頃に生まれた長女はとっくに独り立ちしているが、ロボットの方はまだまだ課題山積」と小平さんは言う。

[SIerを訪ねてvol.9] 独自の教示レス研削システムを開発!人材力で差別化を【後編】/三明機工

三明機工(静岡市清水区、久保田和雄社長)は、FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)の会長会社としても知られる。国内だけでなく海外にも積極的に展開し、「海外が若手を育ててくれる」と久保田社長は語る。2013年にはタイに「ロボットアカデミー」も開校した。

[SIerを訪ねてvol.9]独自の教示レス研削システムを開発!人材力で差別化を【前編】/三明機工

三明機工(静岡市清水区、久保田和雄社長)は、溶けたアルミを金型に圧入するダイカスト関連の装置や鋳造プラント、液晶パネル製造装置などの自動化を得意とするシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。ロボットに動作を覚えさせる教示(ティーチング)作業が不要な、大型鋳物の自動研削システムも独自に開発した。「開発力を強化し、今後は研削以外のシステムも開発したい」と久保田社長は意気込む。

「高度な技術を使いやすく」、新製品を多数発表/ファナック

ファナックは4月、山梨県忍野村の本社で「新商品発表展示会」を開いた。溶接ロボットや協働ロボットなどの新製品を発表した。最終日は真冬のような寒さになり季節外れの雪に見舞われるなど、天候には恵まれなかったが、会場は大くの人でにぎわった。「高度な技術をいかに使いやすくするか、という視点で商品化した」と山口賢治社長兼最高経営責任者(CEO)は話す。

ロボット用ソフトで働き方を革新――浜松発スタートアップが目指す未来【後編】/リンクウィズ村松弘隆取締役

リンクウィズ(浜松市中区、吹野豪社長)は2015年3月に創業したスタートアップ企業(新しいビジネスモデルで短期間での急成長を目指す新興企業)。ロボットダイジェスト編集部は今回、創業メンバーの一人である村松弘隆取締役にインタビューを実施した。「人の業(わざ)を受け継ぐロボティクスで働き方を革新する」とのミッションを掲げ、これを実現するために産業用ロボット用の画期的なソフトウエアを2つ開発した。同社はこれら2つの製品などを生かし、何を実現したいのか。後編では会社設立の経緯に加え、同社が思い描くビジョンを詳しく聞いた。

ロボット用ソフトで働き方を革新――浜松発スタートアップが目指す未来【前編】/リンクウィズ村松弘隆取締役

浜松駅から車で約10分。閑静な住宅街の中にリンクウィズ(浜松市中区、吹野豪社長)の本社がある。同社は2015年3月に創業したスタートアップ企業(新しいビジネスモデルで短期間での急成長を目指す新興企業)。「人の業(わざ)を受け継ぐロボティクスで働き方を革新する」とのミッションを掲げ、これを実現するために産業用ロボット用の画期的なソフトウエアを2つ開発した。2つの製品は、自動車産業の溶接の分野で注目を集めているという。ロボットダイジェスト編集部は今回、創業メンバーの一人である村松弘隆取締役に、製品の特徴や創業の経緯、同社が目指すビジョンなどを聞いた。前編では主に2つの製品の特徴を紹介する。

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