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キヤノンが画像処理ソフト発売でFAに挑む

キヤノンは、新たなビジネスモデルとしてFA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)関連のソリューション提案を加速させている。今年9月、画像処理ソフトウエア「Vision Edition(ビジョンエディション)2」を発売。従来製品よりも処理能力を上げ、他社製のカメラにも対応した。新製品をきっかけに、画像や映像を軸に据えた「設備やロボットの目」の提案を強化する。

[特別リポートJIMTOF2022 vol.2]加工後の測定・検査はロボットで

11月8日~13日の6日間、都内の東京ビッグサイトで工作機械展「第31回日本国際工作機械見本市(JIMTOF=ジムトフ2022)」が開かれた。同展はビッグサイト全館を使用する国内最大の工作機械展で、会期中に重複なしで11万4158人、重複ありで14万1948人が来場した。特別リポートJIMTOF2022の「vol.2」では、会場で見つけた測定・検査の自動化提案を紹介する。

[ロボットが活躍する現場 vol.22]難易度の高い自動化で得たノウハウと自信/シチズンマシナリー

小型の自動旋盤メーカーのシチズンマシナリー(長野県御代田町、中島圭一社長)は2018年から、積極的な自動化投資を進めている。工作機械を使った金属加工の前後工程で被削物(ワーク)を搬送する用途では、1990年代から産業用ロボットやガントリーローダーなどを使ってきた。この4年は難易度の高い組み立て作業や検査工程の自動化にも挑む。中島圭一社長は「社内の自動化で得た自信を、顧客にも還元したい」と話す。

[SIerを訪ねてvol.29]最新技術で高度な自動化を/愛知産業

システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する本連載。今回取材した愛知産業(東京都品川区、井上博貴社長)は、海外製の先端製品を日本市場に持ち込む輸入商社でもあるSIerだ。近年高まる自動化ニーズに応え、SIer事業は急伸している。溶接装置やバイスなど輸入商社として扱う先進製品と、ロボットを組み合わせた自動化の提案が最大の強みだ。「他のSIerに対する技術提案としても魅力的なはず。広い意味での顧客に向けた提案に注力していく」と、井上社長は力を込める。

[ロボットが活躍する現場vol.18]人の代わりとなり、厳しい目でチェック/大博鋼業

大博鋼業(大阪市西区、山口毅社長)は、自動車や建設機械の部品メーカーに向けて、切断加工した鋼材を販売する商社だ。鋼材を顧客が指定する長さにカットし、検査する工程に産業用ロボットを導入して出荷能力を向上させた。従来は検査の人手が足りず、切断機の稼働率が低いことが課題だった。自動化により人の目では判断できないさびや傷も判断できるようになった。

[注目製品PickUp! vol.39]協働ロボの安全性確保/エクセル「CoboSafe」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、エクセル(さいたま市中央区、富樫昌之社長)が扱うドイツGTEの協働ロボット向けの衝撃力測定システム「CoboSafe(コボセーフ)」を取り上げる。協働ロボットは安全性が高いとはいえ、潜在的なリスクはある。衝撃力測定システムは、リスクアセスメント(リスクの確認や評価、対処)に重要な装置だ。協働ロボットの存在感が増す日本の工場で、安全性確保に貢献する。

相次ぐ新規参入、AI×ロボットで抜群の汎用性【前編】/兼松

「人工の腕・手」である産業用ロボットと、「人工の知能」であるAIの相性は抜群だ。この2つを組み合わせれば、幅広い作業を柔軟にこなせる汎用性の高いシステムを構築できる。新規参入が相次ぐ「AI×ロボット」。その最新事例として、前編では総合商社の兼松のAI外観検査システムを取り上げる。

[特別企画 新ロボット展 in 愛知 vol.3]ロボの目と選べるスキルで誰でも簡単に/東京エレクトロンデバイス

来年6月30日~7月2日にかけて愛知県常滑市の展示会場「アイチ・スカイ・エキスポ」で開催される「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2022」に、いち早く出展を決めた一社が東京エレクトロンデバイスだ。電子や半導体を扱う技術商社のイメージの強い同社だが、RTJ2022では産業用ロボットとビジョンシステムを組み合わせたパッケージシステムを訴求する。その具体的な内容とは。

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