板金工場の溶接工程に協働ロボットが採用/ユニバーサルロボット
デンマークの大手協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は6月11日、同社の協働ロボットを高度な板金加工を手がける藤田ワークス(鹿児島県霧島市、藤田幸二社長)へ導入したと発表した。
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デンマークの大手協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は6月11日、同社の協働ロボットを高度な板金加工を手がける藤田ワークス(鹿児島県霧島市、藤田幸二社長)へ導入したと発表した。
自動車のプレス部品などを製造する横山興業(愛知県豊田市、横山栄介社長)は、中国のAUBO robotics(オーボロボティクス)製の協働ロボットを2台導入した。「協働ロボットは、安全柵が必要な垂直多関節ロボットと同じように使うと費用対効果が低くなりやすい」と横山社長は強調する。そのため、「いかにコストを抑えながら自動化するか」との発想でシステムを構築した。
電力機器・溶接機器大手でロボットメーカーでもあるダイヘンは12月10日、ロボットのプログラミングを直感的にできる「ジョイスティック・ペンダント『JoyPEN』(ジョイペン)」を12月から販売すると発表した。
ロボットのシステム構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の業界団体、FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は10月19日、ウェブセミナー「中小企業におけるロボット導入事例紹介セミナー」を開催した。SIerの会員企業や公的機関の関係者など約150人が視聴した。
産業用ロボットのウェブマガジン「ロボットダイジェスト(ロボダイ)」の「夏期集中講座」もついに最終日を迎えた。今回はロボットの歴史ついて解説する。「ロボット」の言葉が初めて世に出たのは1920年。ある意味では今年はロボット100周年とも言える。産業用ロボットの歴史は50年代から始まった――。
産業用ロボットのさまざまな情報を発信するウェブマガジン「ロボットダイジェスト(ロボダイ)」では今回、「夏期集中講座」と題して押さえておくべき基本的なポイントを5日間にわたって解説する。2日日は産業用ロボットの市場規模を取り上げる。日本は実は「ロボット大国」だった――?
電力機器、溶接機器大手のダイヘンは8月3日、ユニバーサルロボット(UR)製の協働ロボットを使った溶接システム「Welbee Co-R(ウェルビー・コアール)」を発売した。同システムは、URの公認周辺機器「UR+(プラス)」の認証を得ており、ダイヘンはセットアップのしやすさや使いやすさを訴求する。
ナベルホールディングス(HD、三重県伊賀市、永井規夫社長)は最近、ロボット関連の事業に力を入れている。ロボット用カバー「Robot-Flex(ロボットフレックス)」の販売と台湾の達明機器人(テックマン・ロボット)の協働ロボット「TMシリーズ」の輸入販売を手掛ける。後編では、TMシリーズの輸入販売の事業を紹介する。「協働ロボットとカバーをセットで提案できる強みを生かしたい」と永井社長は強調する。
「ジャバラ」と呼ばれる、機械の可動部カバーを販売するナベルホールディングス(HD、三重県伊賀市、永井規夫社長)。製造部門としてナベル(住所と代表者はナベルHDと同じ)を傘下に持ち、製造と販売を分けて事業を展開する。ナベルHDは現在、ロボット関連の事業に注力しており、自社ブランドのロボット用カバー「Robot-Flex(ロボットフレックス)」の販売と、台湾の達明機器人(テックマン・ロボット)の協働ロボット「TMシリーズ」の輸入販売を手掛ける。ジャバラメーカーがロボット事業に挑戦する理由とは? 永井社長とロボット事業を担当する永井杏奈取締役に話を聞いた。
電気を扱う技術を起点に溶接ロボットを開発し、搬送用ロボットにも事業領域を拡大するダイヘン。ロボットの生産拠点である六甲事業所を自動化技術のノウハウを蓄積する場としてとらえ、人材育成にも生かしてきた。ニーズに応じて協働ロボットをはじめ、モノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)などFA製品のトレンドを取り込むことにも意欲を見せる。