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活躍するロボジョ

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[活躍するロボジョvol.17] 私の技術で、もっと多くの人を楽に/シナノケンシ 礒野仁美さん

礒野仁美さんはシナノケンシ(長野県上田市、金子元昭社長)で、ロボットハンド関連のアプリケーション開発など幅広い業務に携わる。入社後にロボット関連の部署に配属されるまでは、ロボットに触れたこともなかった。入社してからの約3年間で多くの経験を重ねて、ロボットに携わるやりがいを見つけた。「ロボットは人の作業を代替して、人の負担を減らします。私が携わった技術で、より多くの人が楽になってほしいです」と意気込む。

[活躍するロボジョvol.16]現場でしか分からないことがある/京セラ 牛星さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第16回は、2019年にロボティクス事業部を立ち上げた京セラで、ロボットシステムの導入をサポートする中国出身の牛星(にゅう・しん)さんを紹介する。牛さんはこれまで、携帯電話向けソフトウエアの開発や生産技術における人工知能(AI)の活用方法の研究を担当していた。「ロボティクス事業部に配属される以前はほとんどデスクワークだったため、エンドユーザーの方の声を直接伺うことは少なかった。現場に立たないと気付けないことがあると痛感しました」と話す。

[活躍するロボジョvol.15]アニメ好きが高じて設計の道へ/安川電機 青島知美さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第15回は、大手ロボットメーカーの安川電機でロボットアームの設計をする青島知美さんを紹介する。「ロボットアームには、高速、高精度、低コストが求められます。相反する条件を満たす必要があるのが難しい」と話す青島さん。一方、「自分が開発に携わったロボットがお客さまの現場で活躍していると聞くのは、やっぱり嬉しいですよね」と笑う。「いつか、ロボット単体だけでなく、システム全体を設計してみたい。それが将来の目標です」と言う。

[活躍するロボジョvol.14]ロボットを動かすのは人/芝浦機械 佐々木美帆さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てる連載「活躍するロボジョ」。第14回は、機械メーカーでありロボットメーカーでもある芝浦機械で、ロボットスクールの講師も務める佐々木美帆さんを取材した。文系総合職で入社し、ロボットを含む制御機械カンパニーで営業企画課に所属して販売促進をメイン業務にしながら、基本コースとはいえロボットスクール講師を担当する。「ここまで(ロボットに)関わることができるとは」と新鮮な日々を送りつつ、「ロボットを動かすのは人」との思いを強くしている。

[活躍するロボジョvol.13]産業集積地で奮闘するテックウーマン/山善 石橋和さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第13回は大手商社の山善のトータル・ファクトリー・ソリューション(TFS)支社の名古屋支店で、協働ロボットを使った自動化システムの提案営業を担当する石橋和(あい)さんを紹介する。「担当の中部エリアはお客さまご自身が自動化システムを構築することが多く、自動化の経験値が高い。お客さまのニーズに応えるために、情報の引き出しを1つでも多く持つことが必要不可欠です」と話す。

[活躍するロボジョvol.12]なせば成る!/チトセロボティクス 立花京さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。12回目は、チトセロボティクス(東京都文京区、西田亮介社長)の創業メンバーで役員でもある立花京さんを紹介する。メカ設計が好きで、エンジニアとしてはエンドエフェクターの開発を担う。「シンプルな機構で高度な作業ができればそれに越したことはない。頭をひねる苦労はあるけれど『なせば成る』の精神で取り組んでいます」と立花さんは語る。

[活躍するロボジョvol.11]情報をグンと引き出す/近藤製作所 鈴木香穂さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。11回目は、ロボットハンドなど自動化関連の周辺機器を製造・販売する近藤製作所(愛知県蒲郡市、近藤茂充社長)で、納期を左右する購買業務の改善や、ロボットを使った展示物の企画や実演を担当する鈴木香穂さんを紹介する。業務改善をする上で、これまでに社内の50人以上に聞き込みをしてきた。「第三者だからこそ気付けることがある。こうした気付きや疑問点を、とにかく聞くことを心掛けています」と話す。

[活躍するロボジョvol.10]相手を思いやる/CKD 浅井香澄さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」も10回目を迎えた。今回は、CKDで電動アクチュエーターを設計する浅井香澄さんを紹介する。ロボットアームの先端に搭載する電動アクチュエーター・グリッパー・タイプ(電動グリッパー)「FFLDシリーズ」などの設計補助を担当した。現在は設計の主担当を任され、製品化に向けて奮闘している。製品を完成させるには、社内のさまざまな関係者との連携が欠かせず、「相手の立場に立ち、専門用語をかみ砕いて説明するなど、思いやりを大切にしたい」と話す。

[活躍するロボジョvol.9]何事もまずはやってみる/田口鉄工所 河合美稀さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。9回目は、田口鉄工所(岐阜県大垣市、田口泰夫社長)で人事や広報を兼務しながら、ロボット事業部にも所属する河合美稀さんを紹介する。「三足のわらじ」を履く河合さんは「何事も面白がってとりあえずやってみる」ことを心掛ける。入社6年目ながら既に20人の後輩がおり、「次に同じ業務を担当する後輩が楽に動けるような仕組みを作りたい」と話す。

[活躍するロボジョvol.8]顧客とSIerの懸け橋に/ABB 石川幸佳さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。8回目はスイスのロボットメーカーABBの日本法人(東京都品川区、中島秀一郎社長)で、パラレルリンクロボットのシステム納入のプロジェクト管理を担う石川幸佳さんを紹介する。顧客とシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の間に立ち、納期やコストを管理する。「お客さまに満足度の高いシステムをお届けしたい。そのためには、お客さまとSIer双方に納得していただきながら進めることが大事」と話すように、コミュニケーション能力を生かし、両者の意見を上手くくみ取りながら最適解を探る。

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