ちょこっとロボットがRobo Syncで可能に!/パナソニック コネクト
中小企業にも、SIerにも
パナソニック コネクト SaaSビジネスユニット 
SaaSビジネスユニット長
牛島 敏 ダイレクター(右)
パナソニック コネクト 技術研究開発本部
コアテクノロジー ロボティクス部
松山 吉成 シニアマネージャー(左)
(牛島)
 Robo Syncは大企業にご導入いただいてももちろんメリットは多いのですが、開発時に常に念頭に置いていたのは中小企業へのロボットの普及です。
 以前、町工場が集積する東大阪(大阪府東大阪市)の企業数社にヒアリングにうかがったことがありました。そこでは「人材を募集しても応募者が集まらず、人手不足は深刻。だから自動化したいが、ロボットは扱うのが難しい」との意見を多く耳にしました。また「初期費用が高く、なかなかロボット導入に踏み出せない」との声もありました。「こうした状況を何とかしたい」、これがRobo Sync開発の根底にあるわれわれの想いです。
 また別の場所では、過去に導入したロボットが使われずに、工場の隅でほこりをかぶっている現場も目にしました。扱うワークが変わったタイミングでSIerに再ティーチングを依頼せず、ロボットがそのまま使われなくなってしまうケースはよくあります。これはユーザー自身が再ティーチングできれば防ぐことができ、Robo Syncがあればそれも可能になります。
(松山)
 Robo Syncは同じく、SIer向けに10月から先行評価版(α版)の提供を開始した「ロボット導入プランナー」と組み合わせることもできます。自動化したい作業の内容や手順などをオンラインで入力すると、AIなどが即座に内容を分析し、ロボットシステムの構成案を提示して費用対効果などを算出してくれるサービスです。社内の試算では、Robo Syncとロボット導入プランナーをセットで使えば、従来3カ月以上かかっていた稼働までの期間を約50%削減できます。
 Robo Syncでは販売パートナーやSIerパートナーを今後増やしていく方針で、SIerの方々にもこのプラットフォームをぜひ活用してほしいです。システム構築やティーチングの手間が減るため手掛けられる案件数を増やせ、新人エンジニアも短期間で戦力化できます。SIerに求められるスキルや知識は非常に幅広く、それらを習得するまでに何年もかかる世界だからこそ、ソフトウエア部分はRobo Syncにお任せいただければと思います。
<お問い合わせ>
パナソニック コネクト株式会社
Robo Sync製品サイト:https://saas.connect.panasonic.com/jp-ja/robosync
お問い合わせフォーム:https://panasonic.biz/ssform/cgi-bin/inq.cgi?ID=JP002_00301_b
                            
            
