生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

イベント

RECENT POSTS

現場でどう使う? 展示会で見た協働ロボットの多彩な提案

日本のあらゆる産業でロボットを活用した自動化のニーズが高まっている。中でも最近は、人と一緒に作業できる協働ロボットが注目されている。協働ロボットは人と同じ空間で作業できるだけに、使いやすさや安全性の高さなどが大きな特徴に挙げられるが、実際の生産現場ではどう使えばいいのか。ここでは、2019年9月18日~20日の3日間にわたり名古屋市内で開催された展示会から、出展メーカーの協働ロボットの多彩な提案事例を紹介する。

[特別企画 新ロボット展 in 2020年愛知vol.4]火の国のSIer、愛知で受注を伸ばす/シナジーシステム

来年7月に開催される「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)」への意気込みを聞くこの企画。周辺機器メーカーのコスメック(神戸市西区、白川務社長)に続いて紹介するのは、熊本に本社と工場を置くシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のシナジーシステム(熊本県菊池市、上村善信社長)だ。「複数メーカーのロボットをブースに置いて、比較できるようにしたい」と上村社長は話す。注)新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、「ロボットテクノロジージャパン2020」は開催中止となりました(4月13日修正)

[特別企画 新ロボット展 in 2020年愛知vol.3]製品PRしつつトレンドをキャッチ/コスメック

来年7月に開催される「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)」への意気込みを聞く本特集。商社の安藤に続いて紹介するのは、周辺機器メーカーのコスメック(神戸市西区、白川務社長)だ。RTJでは豊富な標準品ラインアップのPRに加え、来場者が自社設備としてイメージしやすいよう具体的なアプリケーション(使い方の例)としてロボットのデモ機を出展する。また、「展示会は自社製品を来場者にPRするとともに、われわれ自身がロボット業界の動向を知る場でもある。それが次年の戦略を練る材料にもなる」と白川社長は話す。注)新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、「ロボットテクノロジージャパン2020」は開催中止となりました(4月13日修正)

国際シンポジウムで国内外の研究者・技術者が発表/ハーモニック・ドライブ・システムズ

減速機メーカーのハーモニック・ドライブ・システムズは8月29日と30日の2日間、東京都江東区の東京国際交流館プラザ平成で「ハーモニックドライブ国際シンポジウム2019」を開いた。1991年以降、約5年おきに開催するイベントで、国内外の研究者、技術者による最新研究の紹介や、ユーザー企業による同社製減速機「ハーモニックドライブ」の使用事例など、2日間合計で20件の発表があった。

[特別企画 新ロボット展 in 2020年愛知vol.1]ROBOT TECHNOLOGY JAPANに込める思いとは/RTJ事務局長インタビュー

2020年7月、愛知で新たなロボット展示会が誕生する――。工場や物流拠点で使う産業用ロボットやその他自動化システムに特化した専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2020」が、ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、樋口八郎社長)の主催で開かれる。この9月から出展者の募集が始まった。平野清嗣RTJ事務局長は「製造業が集積する中部地方で専門展を開催することにより、産業用ロボットの普及を後押ししたい」と意気込む。注)新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、「ロボットテクノロジージャパン2020」は開催中止となりました(4月13日修正)

新開発のロボットハンド、ロボットシステムの提案が相次ぐ

7月24日~26日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで「第2回自動化・省人化ロボット展」が開かれた。日本能率協会(中村正己会長)が同日開催した「第11回生産システム見える化展」や「第1回『肉体』労働者の疲労回復展」など多数の専門展の中の一つで、ロボットハンドのメーカーやロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)など14社が出展した。

鍛圧機械展に見る多彩な「産ロボの使い方」【後編】/MF-TOKYO

7月31日~8月3日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで「MF-TOKYO2019(第6回プレス・板金・フォーミング展)」が開かれた。金属に圧力をかけて部品を成形する鍛圧機械などの専門展で、4日間合計で3万人超が来場した。前編では加工材料を付け替えるロボットシステムを取り上げた。後編ではアームの先端に加工や測定のユニットを搭載したシステムを紹介する。

鍛圧機械展に見る多彩な「産ロボの使い方」【前編】/MF-TOKYO

7月31日~8月3日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで「MF-TOKYO2019(第6回プレス・板金・フォーミング展)」が開かれた。金属に圧力をかけて部品を成形する鍛圧機械などの専門展で、4日間合計で3万人超が来場した。主催団体の日本鍛圧機械工業会、坂木雅治会長(アマダホールディングス相談役)は「MF-TOKYOは単なる機械の展示会ではなく、新たな加工法を提案する場」と話す。その言葉通り多くの企業が加工を実演し、ロボットを使った自動化提案も目立った。

コア技術生かしてロボット分野を開拓。電動グリッパーも新発売/オリエンタルモーター

モーターメーカーのオリエンタルモーター(東京都台東区、川人英二社長)は現在、ロボットの分野の開拓に力を入れている。そのコア技術になるのが、2013年に発売したモーター「ハイブリッド制御システム αSTEP(アルファステップ) AZシリーズ」だ。展示会や全国各地で開催する「オリエンタルモーターフェア」では、AZシリーズを使った自作ロボットを提案し、来場者に積極的にPRする。19年7月には、AZシリーズを使った電動グリッパー「EHシリーズ」も発売した。

「ロボットを超える」無人ピッキングシステムに脚光/伊東電機

物流システムや、荷役・運搬作業(マテリアルハンドリング、以下マテハン)用機器などを製造、販売する伊東電機(兵庫県加西市、伊東徹弥社長)。同社は2019年7月2日と3日の2日間、愛知県刈谷市の多目的ホールでプライベートショー(PS)を開催した。PSでは、自社のコア技術が詰まったモーター内蔵型のローラー(モーター・ドリブン・ローラー、以下MDR)「パワーモーラ24」を活用した最新の搬送システムなどを披露した。注目を集めたのは、「ロボットを超えるロボット」をキャッチフレーズに掲げた無人ピッキングシステム「TAPS(タップス)」だった。

TOP