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協働ロボット

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[注目製品Pick Up!vol.1]“安全”だけが協働ロボットではない/ユニバーサルロボット「eシリーズ」【前編】

ユニバーサルロボット(東京都千代田区、山根剛北東アジアゼネラルマネージャー)の協働ロボット「eシリーズ」は、2018年8月に出荷を開始した新製品だ。従来のシリーズ「CB3」の上位機種に当たり、「協働ロボットの特徴である安全性はさらに高めたが、安全性だけが協働ロボットの長所ではないことも同時に知ってもらえれば」と山根ゼネラルマネージャーは語る。

[気鋭のロボット研究者vol.2]力の制御と位置制御を両立/慶応義塾大学野崎貴裕専任講師【前編】

2017年9月、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と慶応義塾大学は連名で、身体感覚を伝送する双腕方ロボット「ジェネラル・パーパス・アーム(GPアーム)」の開発に成功したと発表した。そのプロジェクトを中心になって進めたのが慶応義塾大学の野崎貴裕専任講師(当時助教)だ。

[ロボットが活躍する現場vol.1]協働ロボ、可搬重量の小ささをどう補う?/グローリー【後編】

ウレタン金型の洗浄工程に川崎重工業製の双腕ロボット「duAro(デュアロ)」を導入したグローリー。課題となったのが、12kgの金型に対し、片腕2kgという可搬重量の小ささだ。金型を持ち上げて運ぶことができない。生産技術二部の真殿文雄技師長はさまざまな試行錯誤を経て、金型を台の上で滑らせることでこの問題を解決した。この金型は上下に分割できるタイプで、清掃時に取り外す上型は3kg。こちらも両腕で支持すれば問題なかった。

[創刊特別インタビュー]10年後が楽しみ/国際ロボット連盟津田純嗣会長

世界中の製造業界で産業用ロボットへの期待が高まっている。安川電機の会長であり、2017年末に国際ロボット連盟(IFR)の会長に就任した津田純嗣氏に世界市場の潮流や課題を聞いた。津田会長は「今後の10年は中小企業にとってのロボットのお試し期間。どうなるかすごく楽しみ」と期待を寄せる。

[気鋭のロボット研究者vol.1]ロボットハンドをもっと器用に/早稲田大学シュミッツ・アレクサンダー准教授【前編】

オーストリア出身のシュミッツ・アレクサンダー准教授は、ロボットが人と共存し、同じ空間で働くために必要な技術を研究する。その一環で、多数の3軸センサーで構成されるロボットハンド用触覚センサーを開発した。「物をより器用に持つことが可能になる」と話す。

[特別企画:これなら簡単“パッケージシステム”]先端に測定ユニットを搭載/ユーロテクノ「Cobotsシリーズ」

輸入商社のユーロテクノ(東京都杉並区、小原修社長)は、産業用ロボットを組み込んだオーストリア・アリコナの測定システム「Cobot(コボット)シリーズ」を日本で販売する。専用台車の上にデンマーク・ユニバーサルロボット製のロボットが載り、先端にアリコナの非接触式測定ヘッドが付く。ロボットは「協働ロボット」と呼ばれるタイプで、安全性が高いため柵で覆わなくても使える製品だ。

[特別企画:これなら簡単“パッケージシステム”]外観検査は人型ロボットで/デクシス「外観けんた君」

画像処理装置メーカーのデクシスが提案する「外観けんた君」は、腕が2本ある人型の外観検査システムだ。対象の製品をつかみ上げ、カメラの前にかざして検査する。「人と同じように目視検査ができる」と経営企画室の佐川幸世部長は自信を見せる。スイス・ABBの協働型双腕ロボット「YuMi(ユーミィ)」と、自社開発のカメラ「マルチプルイメージャー」などを組み合わせ、パッケージ化した。

[気鋭のロボット研究者vol.1]新方式の協働ロボを開発/早稲田大学シュミッツ・アレクサンダー准教授【後編】

前編ではシュミッツ・アレクサンダー准教授がこれまでに開発したロボットハンド向けセンサーを中心に紹介した。後編では近年特に力を入れる、協働型のロボットアームの研究を取り上げる。動作速度や価格などに強みを持つ、新たな協働ロボットの開発に成功。これを製品化して販売する会社も設立する計画だ。

[注目製品Pick Up!vol.1]“安全”だけが協働ロボットではない/ユニバーサルロボット「eシリーズ」【後編】

ユニバーサルロボット(東京都千代田区、山根剛北東アジアゼネラルマネージャー)の協働ロボット「eシリーズ」は、2018年8月に出荷を開始した新製品だ。従来のシリーズ「CB3」の上位機種に当たる。前編では新たに追加した安全機能などを紹介したが、「eシリーズのロボットを通して安全性だけが協働ロボットの特徴ではないことも同時に知ってもらえれば」と山根剛北東アジアゼネラルマネージャーは語る。

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